〇 ページ35
:
『傑、頼む』
夏油「え、なに」
『なんか、お前が当てたら当たる気がする』
この会話何回目だよ……と突っ込みたくなった夏油だが、大人しくランダムグッズを夏油の手で取る
そして選んだ5個を五条の金で購入して、店の隅でグッズを開封
『A来い、A…A、A…こい!!!』
スッ
夏油「あ、Aだ」
『あ、ああああ、あああ、ああ、ああ!!』
夏油「うるさ、静かにしなよ」
やっとお目当てのグッズが手に入り、目をうるうるさせながら見つめては叫ぶ五条に夏油は人目を気にして五条にやめろとお願いをする…
そんな夏油の言葉を全く受け止めようとしない五条は次々と残りのグッズを開封した
『っぁ、ああ、俺のA…まさかの二連チャン…ああ俺はどんだけ恵まれてんだろうなぁ。』
夏油「選んだの私だけど」
『いーや、俺の判断でやったから俺が選んだ』
夏油「はいはい、もうそれでいいよ」
プライドが無駄に高い五条に、夏油はもうどうでもいいかのような表情を浮かべていると、さっきの双子がやってきた
悠仁「あ、五条さん、出たんすか?」
『出たぜ〜、ほら2枚』
宿儺「ハッ…俺は4枚出たぞ、サイン入りもな」
『いくら???なぁそれいくら??』
宿儺「金なんぞで、貴様に渡すか」
悠仁「もー宿儺、五条さんを釣らねーの!!」
宿儺「これでわかったか、俺はAに認められているのだ、貴様ではない」
『はー?何言ってんの?Aは俺の嫁ですけど?奥さんですけど?え、勘違いしてる感じ?Aは妻なんだけど?大丈夫?妄想癖やば〜ww』
宿儺「寝言は寝て言え、Aはもう俺の伴侶だ」
『そんな情報アリマセーン〜!つーか俺A同担拒否なんだけど、まぁ悠仁は良い奴だから許すけどお前みたいな奴は絶対認めない』
宿儺「こっちのセリフだ、貴様ごときが同担拒否なぞ虫唾が走る…今すぐ降りろ」
『やーなこった!まぁ?俺のような古参にはちょっーっと分を弁えた方がいいよ?新規の宿儺クン?』嘲笑
宿儺「殺す」
ゴゴゴゴと明らかにこの2人の部分にだけ黒いオーラが集まる中
悠仁「……Aさん、厄介な人らに推されてるって知ると死んじゃわねーすか?」
夏油「そうだね…それよりも私の友人がこんな気持ち悪いのはちょっと気が引けるよ」
悠仁「めちゃくちゃ言うっすね」
巻き込まれた2人も少々引いていたのは言うまでもない
974人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あみてぃー*(プロフ) - 作者様まじで天才ですよね・・・(スミマセンこれからも応援しています!! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なの | 作成日時:2021年4月1日 8時