同担拒否ガチ恋勢【五条悟】 (ページ31)

今日:31 hit、昨日:2 hit、合計:217,126 hit

〇ページ31

:

それから数十分ほど立ち話をしていると、Aのケータイからアラームが鳴った

恵｢Aさん、起きてください｣

『……んぅ……』

恵は咄嗟にAを起こすがAは体を起こすものの目は開いていない

乙骨｢あれ？クマ……｣

恵｢今のスケジュールちょっとやばいですよ｣

乙骨｢そうだね…マネージャーは確認してるのかな？｣

恵｢それが、釘崎もそれぐらいのスケジュールがあって……｣

乙骨｢釘崎……ああ、Aさんのマネージャーさんか…今の時期は映画の撮影かな？｣

恵｢そうですね、Aさんはヒロインですし｣

乙骨｢嗚呼、出番が多いからか｣

恵｢はい。｣

俺もあまり無理して欲しくないのですが……と乙骨と心配していると、目をつぶりながら何かと作業をしていたAはカバンを背負い、『じゃあ』とドアの扉を開きここを後にする

乙骨｢……い、いつのまに｣

恵｢あれがAさんです｣

乙骨｢彼女面白いね｣

恵｢……まぁ否定はしません｣

-

-

-

五条｢おい大丈夫か？｣

『んぅ、おはようございます、五条さん』

五条｢目、あいてねぇぞ｣

『何とかなります…しゃきーん』

五条｢……っ(は？え？なんのファンサ？かわい！何食べて欲しいの？なんなの？しゃきーんって…かわいい結婚しよもう好き大好き愛してる…)おう頑張れ｣

家入｢わかりやす｣

五条｢うるせ｣

Aの言葉にピシリと固まった五条は内心、情緒不安定になる…しかし隣で見ていた家入はすぐに察した

五条も、あぶね…とAに聞こえないように小さく囁いた

五条｢Aちゃん｣

『はい』

五条｢ちょっとファンサしてみて｣

『…えと』

突然五条からの振りでパニックになるAは必死に考えるがネタがなくて困っている

そんなAも知らずに五条はワクワク待っているとニマニマした家入が意地悪そうに口を開く

家入｢Aちゃん、100万ボルトやって｣

『あぇ、と…ぴ、ぴかぴか、ちゅぅ？』

五条｢は！？！？！？｣

家入｢アッハハハwwウケるw夏油に送ろww｣

五条から家入への振りでAが一生懸命言われた通りやると五条は目を点にして心拍停止

家入は爆笑しながら写真を撮り夏油に送信

しかし

悠仁｢……なにあれ｣

恵｢見るな…｣

宿儺｢たわけが｣

釘崎｢お前ら手は素直だな｣

恵｢お前もな｣

裏でこっそり写真を撮っていた4人も居たのだった