同担拒否ガチ恋勢【五条悟】 (ページ15)

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『ここかな……？』

コツコツとヒールの音を鳴らしながら街へやってきたAは指定された場所に来た

手にはスマホを持ってキョロキョロとするが目的の目線に噛み合わない様子

その時、｢あのー｣と後ろから声をかけられた

『は、はい』

男｢あ！やっぱり…星ノ宮Aじゃん！｣

男｢ほらー！見ろ！！本物！｣

男｢まじかよ……俺本物初めて見た｣

しかし声をかけたのは案の定…一般人である男性達…

割と変装して正体を隠していても顔を見られ、バレてしまったようだ

それにAは困惑してしまう

『えと、私連れを待っていて…』

男｢まじすか？でもまだ来てないんで写真だけでも！｣

男｢あ、ずる！俺も！握手してください！｣

男｢よく見ると小さいんすね、可愛いです｣

困っているAの事も知らずグイグイ攻め立てる男達…Aも逃げる場所がないので仕方なく

言われた通りするその時だった

｢誰の連れに手……出してるの?｣

ガシッと男の腕を容赦なく掴み、男の声が響きながら黒いオーラを放つ男性

その声を聞いてAは大きく目を開く

男｢んだよ……離せってお前に関係な……って！｣

男｢…………まさか｣

男｢は？連れって……もしかして｣

初めは気づくことが出来なかったものの……男の声の方向に振り向くと男性陣はいっせいに青ざめていくのが嫌でもわかった

五条｢……ハハッ……誰のかわかったのならそれ以上彼女に近づかないでね｣

ニコニコと怖い笑みを落としながら男性陣をビビらせ、男性陣は慌ててここを後にする

遅れてやってきた五条へため息をついてAの方向へ振り向いた

五条｢ごめんね……遅くなった｣

『いえお構いなく、私もさっき来たので、』

五条｢そっか…何かされたとかある？｣

『されそうな時に来て頂いたので問題ありません！』

助かりました…と頭を下げるAに五条はAの頭を撫でながら大丈夫だよと答える

五条｢君に何も無くて良かったよ…行こうか｣

『…………はい！』

お互いの顔色が色んな意味で治ると五条はさりげなくAの手を握り目的の場所へ向かった

五条｢(あの男共…)｣

しかし五条の機嫌は変わってない、五条はAが見てない間に急いで携帯を取り出して誰かに連絡した