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ゴロゴロとキャリーバッグを押しながら実家に向かっていると…
久しぶりに彼の姿を目にする…それは彼も私の事に気づいたのか、慌ててこっち駆けつけてきた…
五条「……どこいくの?」
『……どこでもいいでしょう』
そう冷たく返事してしまうが、もう私は彼に好きという感情を抱いていない
だからいつものように優しく接してないから、妙に思ったのか彼は慌てている
五条「……こんな夜中に危ないってば」
……今頃なんだよ…女だから夜中に歩くのは良くないって?
私は毎日毎日残業でこの時間は毎回歩いているけれども……?
それを知ってて帰ってくるのが遅い時間を狙い、自宅に女を連れ込んでいたんだよね…
『心配される筋合いはない…』
五条「……!?なんでそんな事言うの?」
そんなこと?とは?
あー……別れを告げてないからまだ彼は付き合っていると思っているんだよね
じゃあ言わないと
『悟さん……もう別れようか』
これでこの関係は終わりってことで
五条「は?……待てよ!!」
『夜中だから声のトーンは下げて』
近所迷惑でしょう…通報なんてされたら困るし、ただえさえ悟さんは怪しい服装をしているのだから…
まぁなんの仕事か分からないけど、仕事着なのは教えてもらった……
ってそんなのはどうでもいい、腕を掴まれてしまった以上…どうしたらいいのだろうか
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時