番外編「寂しがり屋」 ページ38
:
※まだ同棲はしてますが結婚してません
※五条の浮気については恐らくまだしてない頃
深夜:2時半┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『……』
私はいつものように残業してから会社を出てスーパーに行って食材買って、家に帰って簡単に調理する
そして食べてお風呂入って寝室へGO
これがいつも通りの週間……たまーに彼氏が帰ってきて一緒にご飯食べたり、お話したり一緒に寝る
だけど彼はいつも忙しいからほとんど家にいるのは私
大きなベットに小さく蹲りながら寝るのが当たり前だった……
すると珍しくガチャりと寝室の扉が開いた
五条「……あ、ごめん……起こしちゃった?」
『……元から起きてた……おかえりなさい』
五条「うん、ただいま……ごめんね遅くなって…ご飯置いてあったけど食べてもいい?」
『うん……温めなおすね』
それでも…
彼が帰ってきてくれただけで私は嬉しかった…寂しくても私は彼に愛されていることを知っている
今までの彼氏よりうんと大切にしてくれて、忙しい時でも記念日とかはちゃんと覚えてくれる優しい彼氏
だから私は今日も寂しいなんて言わない
私は急いでキッチンに向かい彼のために作ったご飯を温め直す
五条「A」
『?……なに』
五条「………僕いつも帰ってくるのおそいけど君は寂しくないの?」
『え……』
まぁそりゃ寂しいよ……広いベットで寝るってどんだけ寂しいと思ってる?
大きなキングサイズのベット買っちゃってさ…寂しいから抱き枕買っても寝れないし悟さんの服抱きしめても寝れなかった
なんて言えるわけないよね……こんな重い女絶対捨てられる…それ怖くて彼にあまり執着しないって決めてた……
好きな気持ちだけで大丈夫なのに……
五条「……A…おいで」
『……?』
五条「大丈夫…」
ほらっと、手を広げてくれる悟さん…それに思わず私は彼に抱きしめてしまった
どうしようなぜバレた?なんて1人で言い訳を考えていると、彼の口が動く
五条「甘えていいんだよ…僕君が大好きだからさ…メールもいつも返してくれるじゃん……ね?」
そう言って私の頭を撫でる悟さん……彼の手はいつも冷たいのにこーいう時はいつも暖かい
五条「……A」
『?』
五条「愛してるよ」
『っ……私も……あいしてる』
私を見つめるその愛おしそうな瞳……捨てないでね
1322人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時