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何言ってるの
『……す、すきだから、好きって言った…異論なんて認めてやらないからね』
自分で言っておいて物凄く恥ずかしいが、言わなきゃ何も進まないと思うと言葉は次々口から出てくる
さすがに恥ずかしくて目線は途中で逸らしてしまったけど…ちらりと悟さんの方を見ると彼の頬はとても赤く染めている
その瞬間彼と目が合い、彼から大まかに抱きしめられた
五条「僕も好き、大好き……そしてありがとう」
そして、彼に求めていた言葉、言われたい言葉を告げられ顔を隠すように私も彼に抱きしめる
ドクンドクンと心臓がなる音が響く中、自分のかなと思いきや、悟さんも馬鹿にならないほど心臓が早く動いていた
五条「どうしよう凄い嬉しい…大好きな人から好きって言われるの…やっぱり嬉しい以外何も無いよ…」
『……うん、そうだね』
五条「だから、同じ気持ちならさ」
『うん?』
その言葉にあまり理解が出来ないが、私は悟さんの言葉を静かに待った
そして数秒もすれば、抱きしめていた体を少しだけ離し、目線を合わせてくる
五条「…これ言うタイミングわかんないんだけど、もう君を絶対に不安にさせないし、誰よりも心から愛しています」
『…………っ……うん』
五条「…だから……僕と結婚してください」
最後の言葉に合わせて悟さんつけていたサングラスをおろし…
ダイヤモンドのような綺麗な瞳を私の目線に合わせて告げた
ほんとこーいうとこずるいなぁ
こんなの断る人居ないでしょ…
『…………はい……』
私はその言葉に答え、精一杯の涙を流した顔で彼に笑顔を向ける
その私に悟さんも、釣られて微笑んだ
五条「愛してるよ…A」
『私も愛してます……悟さん』
そしてお互いの顔を近づけると…2人の唇が重なった
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時