20 ページ20
五条side
浮気というか、セ〇レのことに関してAにバレてから、僕はずっと情緒不安定だった
まぁ元々いつかAに言おうとは思っていた、こんな事して別れるのは目に見えている
でもいざバレて、わかれるなんて言われた瞬間物凄い恐怖が襲ってきて、
とにかく怖くてAを失いたくなくて仕方なかった
何度も連絡したけど無視されて、冷たく当られるのが物凄いこんな恐怖を抱くことになるなんて
知らなかった
だから何度も何度も彼女を止めて、やっと今に至る
彼女は優しいから、僕はそれを知ってて無理を押したのもあるけど…
そーいうところ僕性格悪いよね
そして、彼女の質問……
他の方法を探してからとか考えれなかった?なんて言われた…正直今の僕は何も思いつかない…
五条「分からない……」
また嫌われるのかな…?と今にも自分を殴りたくて仕方がなかった
『…そっか、でも今になってなら言えるけどさ、私が貴方のお誘いとかお願いを断ったことある?』
五条「……」
言われてみれば……休みの日…僕がやっとの思いで休みを取れたとしてもAは仕事があった日
Aは上手いこと時間を作ってくれて、デートも、ハグもキスも、夜の営みもした……
休みが被らない日がとにかく多いけど、彼女は割と僕に合わせてくれている……
五条「…ご、ごめん……ほんとごめんなさい…」
今まで尽くしてくれていたAの優しさや愛おしさに思わず涙が出てしまった…
そうだこの子は僕の事を心から愛してくれてたんだと
何もかもでは無いけど、Aは必ず約束したら破らない人だ
僕が無理なお願いをしても、少し待っててと、やり方を考えては、それをちゃんと実行してくれる
無理だった時は次のことを考えてくれて、僕を不安にさせないようにと
僕をこんなに尽くしてくれた……
今まで付き合ってきた女は、僕の権力やら金やら容姿だけを愛して、昔から僕自身見てくれる人なんていなかった
僕自身、この人!っていう人には愛されなかったし
でもこの子は心から僕を受け入れてくれて、心の底から僕を愛してくれていたんだ
五条「ごめん……マジでほんとごめんなさい、ごめん……ほんとごめん」
こんなクズな僕を愛して、受け入れてくれた彼女を僕は裏切ったんだ…
もはや僕は何も見てなかったんだね
……ほんと最低だな
1322人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時