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『…』


彼の家に来るのはやはり抵抗がある、女の匂いとかもう嗅ぎたくない

でもそんな発言してる場合じゃないから、私はインターホンを押す、すると直ぐに玄関の扉が空いた





五条「どうぞ」



『ん』




出迎えられた私はリビングまで向かい、悟さんと向かい合わせになって話をはじめる

リビングは綺麗に清掃されていて、女性の私物は一切ないし香水の匂いは以前来たよりかは薄かった


ほんとに断ち切ったんだ…まぁそれは今関係ないけど




『先に言っておくね』



五条「やり直すつもりは無いって?」



『んー半分正解』



五条「じゃあその半分は?」



『最後まで話聞いてくれたら分かるよ』



悟さんは、分かった最後までい聞くよと、返事をしてくれた

表情はサングラスも目隠し?もしてないから、結構反省しているような顔はしているのが分かる





『えーと、私と交際中抱いた女の人数覚えてる?』



五条「多分13人ぐらい?」




え嘘でしょこの人…

予想してた桁が違うわ…逆にもうなんかなんとも言えない、まぁそれは私情の質問だから置いておいて




『分かった…で、愛し方が分からないのは、まぁ貴方の家庭上にあったことでしょ?』




五条「うん…それでも君は僕を受け入れてくれたんでしょ?」




『うん…貴方だからかな?』




五条「…そっか」





君はどこまでも優しいね、と珍しく情けない顔をして言う彼

そうだぞ私優しいからなってのはまぁ置いておいて





『不器用なのは知ってる、だから初めて浮気を目撃した時は何も言わなかった』




五条「…君なりの気遣い?」




『うん…それはもう私情として受け止めてくれたらいい…貴方が抱えることじゃない』



五条「でも実際辛いのは君でしょ?」




うん…そうだね…てか分かってるじゃん、初めからすんなよ、と言いたいところ我慢我慢





『まぁね、でもやっぱり好意がない関係でも、その一線は交際してる人がいるならダメでしょ?』



五条「うん…」





『貴方なりの気遣いはもうわかった、だからせめて正直に言って欲しかったかな?

私に嫌われたくないから不器用だけど、貴方なりに気を遣って他所の女で欲求を満たすのは、あってると思ったの?』



五条「ううん。違うとは思っていたけど、他の方法がなかった」




『…そこが分からなかった理由であってる?』




五条「!…うん」




他の方法…か



『でもさ、他の方法を探してからという方向は考えれなかった?』

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 浮気   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:なの | 作成日時:2021年1月2日 1時

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