story72 ページ3
Aside
今日も、結局残ってしまった。
白「A先生、急患だって。」
「今、行きます!」
横「雪村紗代さん、キッチンで転んで持っていた包丁がささったそうです!」
「あかり、双葉のお母さん?」
横「さっき、2人で見つけたけどそうみたい。」
紗「やだもうこれ、面白いw」
お酒臭い。アルコール依存症??
緋「意識あるとか、すごいわ。てか、藍沢まだ!?大至急呼んできて!」
藍「レントゲンだけじゃ分からない。CT急ごう。」
「雪村さん!動いちゃダメですって。」
緋「完全に、酔っ払ってるね。」
雪「こんなの、抜いちゃえばいいのよ。」
「あ!」
と、包丁を思いっきり抜くと、血が溢れ出てきた。
「あかり、ルートもう1本取って急速輸液お願い!」
藍「後、輸血の準備をしてくれ。」
アルコール依存症、脳に異常なし。
雪「A、ごめん。」
「良かったね、お母さん。」
横「刃先が、奇跡的に脳を傷つけなかったって、藍沢先生も驚いていた。」
すると、HCUから大きな音がした。
慌てて駆けつけると、富澤さん。そして、多分、岩田 彰生さん。
富「帰って!お願いだから!」
岩「最後まで、君のそばにいたい………。」
多分、傷に響いたのかみをかがめた。
「富澤さん、大丈夫ですか?」
白石先生に、岩田さんを任せて、富澤さんの処置をした。
富「ごめんなさい。」
「いえ。面会、控えていただくように言いましょうか?」
富澤さんは、少し戸惑っていた。
富「本当は、来てくれてすごく嬉しかった。」
「それなら………」
富「ダメよ。」
「どうしてですか?」
富「彼、やっぱり結婚しようって言ったの。」
その言葉を聞いた時、富澤さんはとても嬉しかったのだろう。
だからこそ、その申し出を受け入れる訳には行かなかった。
必要以上に怒ってみせ、
彼を傷つけることまでしてみせた
私は、藍沢先生を思い出す。
『親不孝な私は嫌い』
と別れまで切り出された。私は、大丈夫でも、相手は耐えられないんだ、と。
それでも、藍沢先生はその後好きだと言ってくれた、だから今は続いている。
色々問題はあるけど、上司だと言うのにここまでやってこれた。
ただ、今藍沢先生がどう思っているか
それだけが知りたい
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まっちゃん(プロフ) - shizunoさん» ご感想ありがとうございます!とても、嬉しいです!!できるだけ、休日で更新頑張りますので、4章を楽しみにしていただけたら嬉しいです! (2018年9月16日 22時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
shizuno(プロフ) - この作品大好きです!4楽しみにしてます! (2018年9月16日 22時) (レス) id: 21f7dd5f90 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - みくさん» 忘れていました!すみません。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - ´・ω・さん» すみません!忘れてました! (2018年9月9日 12時) (レス) id: 0cbfc4c6bb (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - オリフラ外さなくていいんですか? (2018年9月9日 12時) (レス) id: 5382e69d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっちゃん | 作成日時:2018年9月8日 22時