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番外編:私の愛は、2 ページ15

『あーもう!仕事が全然終わんないー!私こう言うデスクワーク苦手なんだよなぁ。』

今の時刻は深夜の2時。時々主殿は報告書作りで徹夜してしまう事が多々あった。近侍の私は側にいた。

『ごめんね。もう少しだけ待ってて。超特急で終わらせるから!.....というか別に護衛とか必要ないんだけど。』

「あの、主殿。何か手伝う事はないでしょうか。大変そうなので私も手伝いたく......」

『えっ!大丈夫大丈夫!!これ私の仕事だし。しんどかったら寝てても全然良いんだよ?』

そうやって。軽く笑って。なにが大丈夫なんだ。目の下の隈がはっきり分かるのに。この方はいつもそうだ。貴方はいつも私に好きだとか言ってくれるが私を頼ってくれない。信頼なんてしてくれない。
何故、何故。

「...........の......は.....」

『え?ごめん、聞こえなかった。』





「私の愛は貴方にとっては要らないものですか?」

真っ直ぐと見て。貴方も、私を見て。
私が貴方だけを見ているように。
貴方も、私だけ見て。

『あの、それは一体.....どういう事?』

「貴方はいつもそうだ。私の事が好きだと言いながら私の愛は受け取ってくれない。こんなのまるで私が貴方のせいで空回りしてるみたいで不本意です。」

なんで私が貴方に振り回されてないといけないんだ。こんな言葉は主として自分が仕えるものに言ってはいけない。そんな事、重々承知だ。でも今は違うでしょう。

「私達は嫁と夫。夫婦として平等な立場に存在しているんだ。なのに私の愛が一方通行なんておかしい。何故逃げる、私の事が嫌いなのか。」

赤くなった頰に手を添えて、逃げないように、ちゃんと答えるように。貴方が言ったことだ。一緒に居たいと。隣に居たいと。だから叶えてくださいよ。

番外編:私の愛は、3→←番外編:私の愛は、



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設定タグ:刀剣乱舞 , 一期一振   
作品ジャンル:恋愛
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蛍光灯(プロフ) - 瑠璃色さん» こんにちは!コメントありがとうございます!そんな事を言っていただけて嬉しい限りです(^ ^)私はシリアスが苦手なんですが、今回は何故か書きたい衝動に駆られ執筆しました。あまり本編ではまだ甘く出来なさそうなので番外編で書きたいです。更新頑張ります! (2018年3月27日 10時) (レス) id: f643b19803 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色 - 初めまして!いち兄を推している瑠璃色です!この作品はただの恋愛ものじゃなくてサスペンス要素が入っているのが読み応えがあって楽しいです!更新頑張って下さい!! (2018年3月27日 10時) (レス) id: 3757eb64a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛍光灯 | 作成日時:2018年3月25日 20時

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