女子高校生とデート38 ページ5
「今日は…そ、その…えっと…。色々楽しくな、ない訳でも……な、無かった……し?…あ、ありがとね。……う、嬉しかったよ…ネックレス。ちゃんと、大切にする…から…。////」
「そこは楽しかったってちゃんと言えよ。」
沖田君は、家まで送ってくれた。
「……てめェも、これ。ありがたく受け取っておいてやるから。…別にいらねーけど……。」
沖田君は、手にぶら下げた紙袋をプラプラと揺らした。
「そこはありがとうってちゃんと言おうよ沖田君。」
お互い、お相子である。
「まァいいや。てめェにゃもっとでけェプレゼント貰っちまったし。」
「え?大きなプレゼント?」
“どのくらい?”と尋ねると、“こんくれェ。”と大袈裟なほど大きく腕を回して沖田君は言った。
「アハハ、そんな大層なもの私渡してないよ。私はただちょこっとだけマフr…わぶっ!」
すると、今度は沖田君に正面からきつく抱きしめられた。
「お、沖田君…っ!!こ、ここ!家の前だよ…誰来るか分かんないし…!/////」
「良いじゃねェか。見せつけてやらァ。」
「ばっか!駄目だってっ!/////ちょ、離そう1回!ね!?」
沖田君の腕の中でもがいてみるが、全然解けない。…さすが、剣道部で鍛えてるだけある…。
「耳も真っ赤。照れすぎでィ、これくらいで。これからそんなんじゃ持たねーよ?」
「うわぁぁあ!!言うな馬鹿ぁ!!/////」
しばらく暴れていると、沖田君の唇が私の耳に近づいて、息が吹かかる。
「っ!?/////」
思わずビクッと体が跳ねる。
56人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夕鈴(プロフ) - ぱるむさん» ぱるむさん、コメントありがとうございます!返信遅くなってしまい、申し訳ありません。お楽しみ頂けたようで、何よりです♪まさか、完結に4作品分もかかると思ってませんでした…。グダグダでしたが、ここまで長きに渡りお付き合い頂き、誠にありがとうございました! (2020年6月22日 16時) (レス) id: 682d5e9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです! (2020年6月7日 23時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
夕鈴 - チョコさん» チョコさん、コメントありがとうございます^^*課題、大変ですよね…分かります(><)お忙しい中、毎日読んで頂けて嬉しい限りです。次回作は、ほぼ練ってあるので近日中に書き始めると思います。是非是非、訪れてみて下さいね。長きに渡るご愛読ありがとうございました! (2020年5月30日 18時) (レス) id: 682d5e9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 初コメです!!完結おめでとうございます!!課題をやらなきゃいけない中でも、夕鈴様の作品は毎日必ず拝読させて頂きました^^次回作も必ずみます!頑張ってください! (2020年5月30日 11時) (レス) id: 44f70498cd (このIDを非表示/違反報告)
夕鈴 - ういさん、コメントありがとうございます^^*楽しんで頂けたようで、何よりです。読者の皆様の存在があってこそ、最後まで書き終える事が出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。ご愛読、ありがとうございました。次回作にもご期待下さい!なんて…(^^; (2020年5月30日 9時) (レス) id: 682d5e9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夕鈴 | 作成日時:2020年5月7日 19時