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安達side





モ「阿部先生!!」




えっ?!






モ「ここの問題がよく分からないんですー」



阿「んー?どれどれあぁここはね________」





あ、あの子達…

よく先生にまとわりついてる…









阿「_______こうなるわけだ!」



モ「あっ!そっかー!!

私ったらほんとばかで〜〜〜〜〜〜」






阿「こらこら自分をそう貶めるものじゃないぞー?」



いいなぁ…私ももっとバカだったら


あの手が使えたのに…









阿「いいかい?

私は君たちを成績だけで評価してるつもりは無いんだ


人間の価値とはもっと別の所にあるって思ってるからね


例え難しいと思うことでも自分の中でどれだけ頑張れるか____



君たちはそれが出来る生徒だと信じているけど?」





先生ってばなんてお優しいの

あんなバカな子達にまで…




モ「先生…これ調理実習で作ったんですけどー


クッキーです♡」




何?!





阿「おっいいのか」


阿「ありがとう」ニコッ





生徒が帰っていくと先生は燃えるゴミにクッキーを捨てた





阿「ちっ__________ったく…


くだらねー事に時間さかせやがって



あのアホガキどもが!



10分も昼休みムダにしちまったじゃねーか


てめーらの作ったモンなんてろくなもんじゃねーくせによ」





え…今なんて言った…?




.

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作者名:浜辺の教科書 | 作成日時:2020年6月23日 20時

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