今日:6 hit、昨日:25 hit、合計:7,787 hit
小｜中｜大
30 ページ30
阿部side
薔「_____結局 すみれさんを傷つけて遠ざけてまで手を入れたものって何なのかしらねぇ…」
『平穏だろ
はーのんびりーーおかげで他のバカどももあんま来なくなったシー』
薔撫「……」
撫「頑固なのは血筋としてもそこまで行くと見苦しいだけですわね。」
『はぁー？何言って___』
双子が部屋を出ようとすることを引き止めると薔薇子が何かを投げてきた。
『なんなんだよてめーらは！それが叔父への態度か！』
逃げろー！と言いながら出ていくあいつら。つかあいつら何投げたんだ。
ガサッとあけると中にはタバコが入っていた。
それと同封されていたのは手紙。差出人は…
安達。
"先生へ ごめんね。"
と書かれた手紙と8タールのタバコ。
阿「はは… こりねー女。
はははははは！馬鹿じゃねーのあいつ！
あんだけってやったのによー！ はははははは！
…は…」
俺の笑い声しか響かないこの部屋はあいつと一緒にいた部屋だ。
遠ざけるくらいなら
なんではじめからそうしなかった?
せっかくだから安達から貰ったタバコに火をつける。
阿「うわぁー空気吸ってるみてぇ
味がしねーよ。ばーーーーか」
______まったく
つまんねー意地はどっちだよ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：浜辺の教科書 | 作成日時：2020年6月23日 20時
