式神になってみないか？(禪院甚爾)

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悟side




五条家で六眼無下限を持って生まれた俺は最強と言われてきた




組手をしても術式ありの稽古をしても俺に敵うものはいなかった


俺はこれからも最強であり続けるんだと思っていた









そう、アイツの存在を知るまでは





五条悟５歳




つまらない稽古が終わりシャワーを浴びに大浴場へ向かっている時使用人達の会話を耳にした




A「彌生家に生まれた子ども、刹那をもって生まれたんですって！」


B「え！あの伝説の眼の？！なんでも六眼と並ぶほどの強力な瞳って話の...」

A「坊ちゃんと同い年で名前は確かA様....もしかしたらこれからで会うかもしれないわね。」

B「それにしても刹那持ちの式神使いなんて...最強だね」









は？最強は俺じゃないの?彌生家？刹那?





気づいた時には浴場ではなく書庫へいた




彌生家の名は聞いたことがある

代々式神を駆使する家系でそこそこ強いって話だ


まず彌生家について記載してある書物を探すこと20分。
ついに見つけページをめくっていく


そこには




"彌生家 代々式神を宿すが呪力量により駆使する式神が限られる。


刹那 その目で見た他人の術式を使用することができるが赤眼の者は1分と制限がある。稀に金色を持つものが現れる。その者は無制限で他人の術式を使用でき、また呪霊の攻撃を無効化する"



"金色に輝く刹那を持つものは膨大な呪力量を持ち女である。その者が現れるとき、世界の均衡が変わると言われている"









悟「は....俺(六眼)と同等？いや、むしろ俺以上....ムカつくな彌生家...彌生A...」


俺より強い奴なんて嫌いだ。



そう思い書物をビリビリに破り捨てる




今まで最強だのなんだので厳しい稽古にも耐えたがコイツのせいでまた厳しくなると考えると腸が煮え繰り返る

俺はお前より強くなる。



彌生A。お前が嫌いだ

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