3 ページ5
悟の後に続くように一定の距離をとり歩くA
「(....あんであんなに私の事嫌ってるのかな?たしかに口悪いのは認めるけど名前呼びたくないくらい嫌われてると流石に凹むわ...)」
ナーバスになるAなど知る由もない悟はズンズンと不機嫌になりながら進んでいく
悟「(あー、めんどくさ。傑とじゃなくてコイツとか無理だわ)...なぁ、お前さ」
「なっ、なに....」
悟「....なんでもねー」
「.....そっ」
悟「?」
いつもなら「なら話かけんな白髪」と返してくるのに大人しいAに?になるも気にせず帳のおりている現場へ向かう
建物の中に呪霊がうじゃうじゃいて、しかも全て一級以上、というもので夜蛾の言った通り2人で行って正解であった
悟「俺は4階から上、お前は3階から下な」
「(やっぱ名前で呼ばないんだなー...)わかった」
悟「....お前具合悪い?」
「別に悪くない。早く祓って帰ろう」
下を向いて3階へ向かうAを呼び止めるが聞く耳を持たずトントンと階段を上がってゆく後ろ姿にイラつきとなんとも言えない感情が湧き上がる悟
悟「ちょ!待てよお前っ!....なんなんだよアイツ...いつもと違うと調子狂うんだけど」
2人は一級ということもあり、すぐ呪霊を祓い終わり建物のエントランスへ集合した
悟「なぁ...今日のお前おかしいんだけどなにした?」
「いや、別にいつも通りだよ...!!五条後ろ!!!」
悟「っ!!!!」
全ての呪霊は片付けたはずだが2人の前には特級だと思われる呪霊が現れた
悟「へぇ、やりごたえあんじゃん!お前は早く帳の外に....!!」
呪「ゴロサネネネネネバババババ!!!!!!!!」
ドガァァァアアンンン‼‼
呪霊が腕を一振りすれば建物は崩壊し悟は吹き飛ばされる
悟「グハァッ‼クソ!無限遅れてモロに受けちまった...」
当たりどころが悪かったらしく軽い脳震盪に出血の量も多い
悟「(そういえばアイツ...逃げたか?怪我してねぇかな...)あれ?なんで俺アイツ心配してんだ?」
呪「ギャハハハハァァァアアコロスヨォォオオオト⁇」
頭がうまく回らず立てない
悟はクソ..と諦めたその時
「召喚 雷雲(ライウン)」
雷「ウォォオオオーーーーン‼‼」
Aの静かに発された声と狼の鳴き声とともに雷が呪霊へ落ちた
929人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハッカのど飴(プロフ) - はまぐりさん» きゅんしてくださってありがとうございます涙続編もっときゅんきゅんなるように作りますね! (2021年1月31日 10時) (レス) id: dc3bacf668 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - はぁ…キュン…(語彙力) (2021年1月30日 17時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
ハッカのど飴(プロフ) - 泉さん» プロなヒモのパパ黒好きですがイクメンパパ黒もいいですよね!続編もぜひご覧下さい涙 (2021年1月30日 16時) (レス) id: dc3bacf668 (このIDを非表示/違反報告)
泉(プロフ) - パパ黒、イッケメンすぎます!いつも応援しています。頑張って下さい! (2021年1月30日 15時) (レス) id: 004525c842 (このIDを非表示/違反報告)
ハッカのど飴(プロフ) - 誄さん» そう言っていただけて嬉しいです!続編はイケメン増しにしていこうと思うのでよろしくお願いしますっ! (2021年1月30日 12時) (レス) id: dc3bacf668 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハッカのど飴 | 作成日時:2021年1月22日 9時