式神になってみないか？(禪院甚爾)

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最近甚爾が家にいることが少なくなってきた


ご飯は作ってくれるのだが朝も会わなければ夜も会わない日もしばしば


他の人の所にお世話になってるのかなぁなんて思ってあまり詮索はしないようにした




だって、甚爾もう大人だし




あれ？私大人を養ってる？←今更



今更気付いてしまった現実には目を背ける事にしたAは明日の早朝の任務に備えて寝る事にした









深い眠りの中誰かに揺さぶられ思考回路が働きはじめる



私の名前を呼んでんのはだれ....


こちとら明日早いんじゃ....







甚「おい....起きろ」

「ん....とーじ...？」





目を開けると血だらけの甚爾の姿があった


でもよく見ると怪我をしていない為きっと返り血だろう

まさか私との約束破って殺し行った...？！


「そ、その血だれの？」


甚「あ？その前におはようだろうが寝坊助」

「まて、その前にただいまだろうがヒモ」


売り言葉に買い言葉とはこの事で甚爾ははぁー....


と頭を掻きながら私の寝ているベットへ腰掛ける


まて、その前に血を拭け





甚「安心しろ。半殺しだ。ちっと俺の中で状況が変わってよ。



もし俺が死んだらお前どうする？」







「は....？」




突然すぎて思考が追いつかない


甚爾が死ぬかもしれんって事？




「冗談はやめてよ」


そう強がったけど顔を上げて甚爾を見ると今まで見た事ないような真剣な顔をしていて




あ、これガチなやつだって思った

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