61話 ページ22
『続いての競技は、3学年合同の借り物競争です。ー…』
笛の合図で出場する生徒がいっぺんに入場する。
一緒に借り物するんは6人。
各学年2人ずつ。
ちなみに、私は1レーンで神ちゃんは6レーン。
端と端やで!
流星「神ちゃんー!!!Aーーー!!
がんばれー!」
重岡「Aーーーーー!!!!!!!
神ちゃんに勝ったら許さんからなぁぁあああ!!!!」
淳太「2人ともこけんなやー(笑)」
3人の声が、むっちゃ聞こえてくる。
ほんっっっっまハズいからやめてや(笑)
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そんな私にはお構い無しに借り物競走は始まった。
『1走目ゴール!借り物は……ピンクの物でしたぁ!』
ウェーイ!!!←生徒の声
へぇー。
一位でゴールしたら借り物発表されるんや。
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あっという間に3走目に。
『続いては……お!
ここできました!毎年恒例、同じ借り物どっちが先に借りるかな?……でーす!』
A「なんやそれ……」
2年生「えっ、あなた知らへんの?
毎年恒例のやつやで!同じ借り物のお題がある2人に出されて、それを先に借りれた方が罰タイムがあんねん!」
A「罰タイムって…例えば何するんですか?」
2年生「自分の秘密暴露したり……あ!告白する人もおったりもするなぁ。
毎年毎年これが楽しみで、見にくる人もおるねんよ」
流星がゆっとったんはこれか!
……どうか、あたりませんよーに。。
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『位置について!……
……………………よーい!!!
パァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』←ピストルの音
こうして、借り物競走が始まった。
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作者名:なったん | 作成日時:2016年9月6日 19時