青学のマネージャー U-17 新テニ

48話 ページ48

あなたside

桃城｢あんなマムシ見たことねぇ｣

不二｢引き出したようだね。彼の隠れていたパワーを｣

海堂｢うわぁぁぁ！｣

手塚はいつだって海堂くんに厳しかった。

それは手塚なりの意味のある優しい厳しさ。

回想

みんなが走り終わって休んでる時も手塚は海堂くんにだけ、、、

海堂｢はぁはぁ。｣

手塚｢あと10週だ｣

それ以外にも、、

手塚｢もっと膝を曲げろ。お前はあと3セット追加だ｣

走ってる時もいつも見てるし

試合してる時も

手塚｢どうした！海堂立て！｣

手塚｢ラスト1周！！｣

回想

桃城｢いけ！マムシ！｣

海堂｢零式ドロップショット｣

審判｢ゲーム＆マッチ手塚！7-0｣

大石｢完敗だな。｣

海堂｢ふっははは！はは！｣

桃城｢マムシ｣

はたから見たらほんと厳しかった。

でも練習の後部室でどう返したらいいか色んな方法を話していたし、、

海堂くんが走り終わる頃には飲み物も渡していた。

手塚は成長して欲しかったんだよ。海堂くんに。

回想

あ｢鬼｣

手塚｢鬼？｣

あ｢手塚さぁ。海堂くんには厳しいよね｣

手塚｢そう見えるか？｣

あ｢見えるよ！｣

手塚｢アイツには強くなってもらいたいからな。｣

あ｢色々と？｣

手塚｢あぁ。｣

回想

って言ってたこともあったね。

手塚｢お前との試合の中で1番いい勝負が出来たな｣

海堂｢はい。必ず｣

手塚｢頼む｣

柘植｢どうだ？有効なデータは取れそうか？｣

齋藤｢う〜ん。まぁなんとかね。東条さんが泣き虫だってことはわかったけどね。｣

柘植｢そのデータは要らないだろ。｣

齋藤｢でも仲間思いのいい子だってこともわかったよ。さてと分析に取り掛かるとするか。｣

柘植｢残りの試合は見ないのか？｣

齋藤｢モニタールームで確認するよ。何しろ黒部が明日までに報告しろってうるさいからさ｣

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