46話 ページ46
あなたside
跡部「手塚!」
手塚「ん?」
跡部「お互い苦労するよな。」
手塚「あぁ。考えることは一緒のようだ。」
跡部「ふんっ。だが日吉が率いる氷帝が来年は全国を貰う」
手塚「いや。海堂が我が青学を2連覇に導くだろう」
それぞれ部長は後輩に思うことがある。
そう。だからこその部長の選択
宍戸「どっちも譲らねぇ。すげぇ持久戦になっちまったぜ!若!こうなりゃ下克上狙っていけ!」
日吉「(確かに今までなら大差をつけられているところだがこの分なら行ける。この部長を超えたいと思ったあの時から。そのテニスの美しさに見せられ俺はテニス部に入った。あの人を超えらない事は最初から薄々分かっていたよ。下克上なんて言えば聞こえはいいが要するに負けて元々なんだと自分を納得させるために予防線を張っていたに過ぎない。だが今は違う!)」
審判「28-28日吉!」
日吉「あんたを倒して俺が天下をとる時来たり!」
海堂「った!」
手塚「どうした海堂!お前のテニスはそんなものか!はっ!」
海堂「(さ、さすが手塚部長。付け入る隙が全然ねぇ!)」
大石「海堂。膝に来てるな」
菊丸「無理もないにゃ。強打すればするほど倍返しされるしかと言って緩く打てば逆に攻め込まれる。」
乾「青学きっての忍耐力の持ち主海堂。しかしその忍耐力がかえって仇となるか。」
河村「もがけばもがくほど益々深みにハマっていく。まるで蟻地獄だね。」
桃城「くそっ!このまま終わっちまうのかよ!マムシよ!」
海堂「(くそ!万事休すか)」
ここで終わらせないんでしょ。手塚。
あ「手塚ゾーン」
不二「明らかなアウトボールを」
海堂「(どういうことだ。あ、しまっ)」
これも手塚ゾーンで打ち返すんだね
審判「39-39跡部!」
日吉「はぁはぁ。くそっ!」
宍戸「若のやつ何してやがる。たった2ポイントリードすれば勝てるってのに。1ポイントリードしては追いつかれずっとその繰り返しじゃねぇか」
忍足「相手は跡部や。こりゃ間違いなく奴がそう仕組んでるで」
宍戸「え?まさか。確かに相手をジリジリ精神的に追い詰めて最後に叩きのめすってのが跡部のやり方だが。」
柘植「青学の手塚といい氷帝の跡部といい同じチームメイトしかも後輩にそこまでするメンタリティーはどう見る?」
齋藤「そうだね〜。後輩だからっていう見方もあるな」
審判「45-45跡部!」
日吉「(なんだ俺に何が足りないんだ。)」
160人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
友李(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 遅くなってしまってすみません! (2020年11月15日 19時) (レス) id: 579cdeba8a (このIDを非表示/違反報告)
友李(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ありがとうございます!更新します! (2020年8月16日 14時) (レス) id: 579cdeba8a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年8月16日 4時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
友李(プロフ) - ハオミンさん» なかなか更新できずすみません!ありがとうございます! (2020年4月18日 1時) (レス) id: 579cdeba8a (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - ああ!更新されてる!うれしいです!これからも応援してます! (2020年4月17日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:友李 | 作成日時:2019年3月25日 3時