青学のマネージャー U-17 新テニ

42話 ページ42

あなたside



ほんと幸村くんと真田くんの試合も気になるけど、、

不二。

審判｢2-0！不二裕太！｣

裕太｢どうした！兄貴！負けたらそこで終わりなんだぜ！｣

不二｢ふっ｣

裕太｢余裕かまして居られんの今のうちだ。(この日をどれだけ心待ちにしていたか。周助を超える日を！)ダブルツイストスピン！｣

大石｢不二が前に出た！｣

乾｢ボレーで攻める気か｣

不二｢(上達したね裕太。嬉しいよ！でも僕に勝つのはまだ早い)｣

菊丸｢あ、あれは！｣

大石｢ラケットの両面でボールに地上の超回転を加える｣

不二｢ヘカトンケイルの門番。君の打球ネットを超えないよ｣

裕太｢馬鹿な！｣

ほんと不二ったら。

観月｢お兄さん。ついに本気を出してきましたね。｣

、

、

田｢侵略すること火の如し！｣

幸村｢もう見切った！はっ！、、どうした真田。君の風林火山はこの程度かい？｣

真田｢小癪な！動くこと雷霆の如し！｣

幸村｢(厄介な打球だな。しかし驚異を覚えるほどでもない！)｣

真田｢なるほど訛ってはいないようだな！はっ！｣

丸井｢真田。無駄な動きが多くなってるな。｣

ジャッカル｢それにあの汗の量。らしくないぜ。｣

柳｢どこへ打っても何を打っても打ち返される。負の記憶が知らず知らずのうちに頭にこびりつきそのうちイップスにかかったように身体が動かなくなる。それが王者立海の部長幸村精市のテニスだ。｣

真田｢(まだだ。ぬるいぞ幸村。全力でこい！)｣

幸村｢はっ！｣

真田｢はっ！｣

審判｢アウト！｣

真田｢(ボールを売った感触がない。)｣

幸村｢たっ！｣

真田｢はっ！｣

ジャッカル｢またアウト。｣

丸井｢真田。すっかり触覚を失ってるな。｣

真田｢(そうだ。これがお前のテニス。しかし、これしきのことで俺の心は折れん！)はっ！｣

真田｢(何も見えん。何も聞こえん。)｣

幼い幸村｢君は勝てないよ。君に俺は倒せない。｣

真田｢(はっ。。)君に、、勝てない、、君は、、倒せない｣

幸村｢たっ！！(真田。君には本当に感謝している。君のおかげでもう一度コートに立つことができた。だからこそ！)｣

丸井｢危ねぇ！｣

真田｢(ここまでなのか)｣

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