青学のマネージャー U-17 新テニ

5話 ページ5

あなたside

テニスコート

あ｢でも勝手な試合は禁止なんじゃ｣

徳川｢ちゃんとコーチにも言ってある｣

あ｢そうですか。｣

徳川｢行くぞ｣

あ｢はい！｣

サーブもはやい。やっぱり高校生はレベルが違う。

でも私だって




打ち返せなくはないもん！

あ｢はぁ！｣

｢15ー15｣

ふぅ。

やるからには絶対勝ちたい

完全復活した自分をちゃんと知りたいもん。私はもう負けたりなんかしない。

｢3ー2｣

入江｢やっぱり彼女やるね｣

鬼｢噂通りってことか。｣

｢4ー3｣

やっぱりそう簡単に勝たせてくれないよね。でも、そっちの方が断然楽しい。

ロブ！

あ｢はっ！｣

徳川｢ボールが跳ねないだと。｣

｢4ー4｣

徳川｢完全復活した東条(人1)は強いな｣

あ｢褒めてくれるんですか？｣

徳川｢あぁ。でも負けないがな。｣

あ｢私だって負けませんよ？｣

｢6ー5｣

種ヶ島｢徳川相手にようやるわ。(人1)｣

大曲｢所詮中学生だろ｣

｢6ー6タイブレーク｣

はぁ。はぁ。やっぱり体力もなにもかも。桁違い。

でも。

負けたくない！絶対に勝ちたい！

｢ゲーム東条7ー6｣

か、勝った！

入江｢徳川くんが負けた｣

鬼｢つえーな。アイツ｣

あ｢はぁ。はぁ。やっぱり徳川さん凄いですね。｣

徳川｢いや。流石だな｣

平等院｢散れ｣

入江｢徳川くん！｣

え？なにあの球。あ！徳川さんが危ない。

あ｢たっ！！｣

鬼｢返した！？｣

平等院｢中学生にしてはやるみたいだな。｣

あ｢中学生だからとか、女子だからとかやめて貰えます？｣

平等院｢ふんっ。おい。試合しようや｣

あ｢お断りします。ボールは人に当てるつもりで打つものじゃない！徳川さん。大丈夫ですか？｣

徳川｢ああ。｣

平等院｢東条(人1)｣

あ｢なんですか｣

平等院｢お前をU-17のマネージャーとして受け入れてやろう｣

あ｢は！？｣

え、待ってこれじゃますます帰れなくなったじゃん！！

マネージャーもう決まりじゃん！！

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