青学のマネージャー U-17 新テニ

31話 ページ31

あなたside

今日のシャッフルマッチが発表された。

そのなかには、、

菊丸｢あ！あそこ！桃の名前があるよ！｣

河村｢ほんとだ！｣

桃｢ラッキー！早速試合か！腕がなるぜ！｣

大石｢中学生選抜から選ばれたのは桃だけか｣

不二｢しかも相手は５番コートの鬼十次郎。｣

あ｢まさかの鬼さんとだね。｣

不二｢少し気になるね｣

テニスコート

鬼さん。やっぱり十字架のラケットか。

菊丸｢なんだよ！あのラケット！ガットが２本しか張ってないじゃん！｣

大石｢まさか。あれで試合をしようっていうのか｣

あ｢そのまさかだよ。鬼さんはあれで試合をする。｣

桃｢なんか随分スカスカしたラケットっすね！青春学園中2年。桃城武。このシャッフルマッチに勝ったら俺が５番コートっすね｣

鬼｢ない。｣

菊丸｢頑張れ！桃！高校生をギャフンと言わせてやれ！｣

勝って欲しいって思うし勝つことを信じてる。

でもそれが無理なことも私は知っている。
痛いほどにましてや相手は鬼さんだから尚更。

不二｢どんな選手なんだい？あの鬼って高校生｣

乾｢５番コート、鬼十次郎。上がってくるものをことごとく打ち負かすことから着いたあだ名が地獄の番人。｣

河村｢地獄の番人｣

大石｢穏やかじゃないな。｣

乾｢それから、、｣

あ｢うん？｣

乾が私の方を見てきた。あれ、もしかして。

あ｢もしかして知ってる？｣

乾｢あぁ。｣

菊丸｢なになに？｣

あ｢私は鬼さんと試合して3回目でやっと勝ったの。でも桃はパワープレイヤーだからね。｣

手塚｢パワープレイヤー同士の対決というわけか｣

桃｢んじゃ早速行かせてもらいますよ。鬼退治！｣

見せてくれるかな。５番コート鬼さんの、、高校生の力を。

鬼｢遅い！｣

菊丸｢嘘っ！｣

大石｢あの中心に1本しかないガッドで桃の重量サーブを｣

鬼｢上げてこいや！｣

桃｢(やっぱさすがだぜ。今までの高校生とは違う！侮れねぇ！)｣

河村｢上手いフェイント！｣

菊丸｢上手い！｣

あ｢でも。｣

鬼｢逃げずにこいや！｣

海堂｢挨拶がわりにお見舞してやれ！てめぇの十八番をよ！｣

あ｢桃のジャックナイフ！｣


でもね、、

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