青学のマネージャー U-17 新テニ

17話 ページ17

あなたside

テニスコート

徳川｢ほんとにやるんですか？｣

入江｢そうみたいだよ｣

鬼｢随分と馬鹿だな｣

徳川｢(人1)｣

あ｢はい！｣

徳川｢そんなに試合して足は大丈夫なのか？｣

あ｢あ〜。大丈夫です！｣

徳川｢そうか。｣

あ｢はい！！みててください！絶対勝つので！｣

徳川｢あぁ｣

種ヶ島｢大丈夫なんか？｣

あ｢心配ご無用です！やりましょ？｣

種ヶ島｢そやな｣

あ｢いきますよ！｣

はぁ！

｢15ー0｣

種ヶ島｢相変わらずはやいな｣

あ｢そりゃどうも｣

はぁ！

｢3ー2｣

入江｢相変わらず強いね｣

徳川｢まだまだこれからですよ｣

はぁ！

あ｢シャドウショット｣

ボールが影みたいになって消える技。

頑張って練習してきたんだもん。

｢4ー2｣

種ヶ島｢やるなぁ。せやけど。｣

うそ。

シャドウショットが。

あ｢已滅無｣

そっか。修さんだったんだ。この技を使う人。

噂では聞いたことあったけどまさか。

｢4ー4｣

はぁはぁ。やばい。あと1ゲームで。

あ｢絶対負けない！｣

絶対勝つ！そして修さんに聞くんだから！

種ヶ島｢(人1)｣

あ｢なんですか？｣

種ヶ島｢最初はグージャンケンポン｣

あ｢負けた。｣

種ヶ島｢あっち向いてホイ！｣

あ｢あ〜！負けた！修さん！もう1回！｣

種ヶ島｢あっち向いてホイ！｣

大丈夫。大丈夫。

あ｢う〜。｣

種ヶ島｢お〜。凄いな｣

あ｢頑張った。｣

種ヶ島｢自慢してええで？｣

あ｢試合にも勝ってからにします｣

種ヶ島｢勝てるんか？｣

あ｢勝てますよ｣

｢5ー4｣

種ヶ島｢残念やったな。(人1)ちゃん｣

｢5ー5｣

うそ。でもまだ負けたわけじゃない！

絶対に勝つ！

｢6ー5｣

よしっ！このまま勝つ！

｢15ー0｣

｢30ー15｣

あともう少し。

｢30ー30｣

｢40ー30｣

｢6ー6タイブレーク｣

嘘でしょ。

やっぱり。さすがNo.2。

いつもからかってくるし、どこで練習してるんだかわかんないけど。

やっぱり実力は半端ない。

でも。

私だってU-17のマネージャーとして参加したんだもん！負ける訳には行かない！


｢ゲーム東条7ー6｣

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