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増田side
マネージャーに
手越の明日のスケジュールを
きくために電話をして、
飯を食って、
風呂に入って、
なんだかんだしてるうちに
思った以上に
時間が過ぎてしまった
拗ねちゃったかな、
なんて思いながら
寝室に入ろうとドアノブに
触れた瞬間
すすり泣くような声がきこえて
思わず止まる
どうしてそばにいて
あげられなかったんだろう、
どうしてひとりで
泣かせてしまったんだろう、
って今になって後悔して
静かにドアを開けて
中に入った
布団を頭までかぶって
声を上げないように
苦しそうに泣いてる手越を
ふまないように
ベッドに腰かけて
その震えるからだにそっと触れる
「ゆう、」
「…っ、……」
背中の場所をみつけて
ゆっくりゆっくり撫でて
安心させようとするけど
泣き止んでくれなくて
我慢できなくて
布団を肩まで下げた
いつから泣いてたのか
目は真っ赤に腫れていて
涙と鼻水でぐちゃぐちゃな顔が
こっちを向く
綺麗な顔が痛くならないように
優しく優しく
ティッシュで拭いて
両手でそっと
濡れた頬を包み込む
「俺の大事な相方は
どうして泣いているんだい？」
ゆらゆら揺れた瞳は
俺の目を見ずに
不安げに震えているけど
次から次へと
溢れる涙を今度は拭わずに
まっすぐ手越の目だけを見つめる
「…さ、…寂しかったっ、の、…っ」
「ごめんね、ひとりにして。
でも、呼んでくれたら
飛んで来たのに」
そう言って
頭を撫でようとすると
ふるふると首を横に振られた
「っずっと、ずっと、
寂しかったのっ、…ひっ、く、」
わぁぁっと大泣きしだした
手越を
ぐいっとひっぱって
思いきり抱きしめる
なにがなんだか
分からなくって
そうするしかなかった
「ずっと、って？
なになに、どうしたのゆう」
「っうわぁあん、…っ、ふぇ、っ
だってぇっ、う、ぇえ、…ぐずっ、」
「んん？」
「っふぇ…、…まっす、っが、…
けぇちゃんと、ばっかりぃっ
いるからぁあっ、…」
「え？小山と、？」
「んっ、…きょ、もっ、
お、れがっ、いなくても、
誰も、っ気づいて、くっ、
くれな、くてっ…〜っぐす、」
あぁ、そうか、
これは手越が
言いたくなかったことで
言えなかったことで
言う必要のなかったこと、
それを言わせちゃったのは、
俺なんだね
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キツネさん(プロフ) - natuさん» わぁっ、嬉しい、それはよかったです(><)いろいろ変えてごめんなさい笑 (2019年3月5日 12時) (
レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
natu(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました。失敗系があればなぁぐらいな気持ちでリクエストさしていただいたんですが、失敗するシーンが書かれていて、とても嬉しかったです。漏らしたときの、増田さんの優しさからてごちゃんの愛されてる感じが分かり最高でした！！ (2019年3月5日 11時) (レス) id: 7b7c2b1476 (このIDを非表示/違反報告)
キツネさん(プロフ) - 莉織さん» ちゃんと伝わってうれしいです(*´ `*) ぜひぜひどうぞ (2019年3月4日 17時) (レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
莉織(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました！拗ねて、こじらしている手越くんがとっても可愛いかったです！そして、大量更新嬉しいです！あと、タイトルのセンスやボキャブラリーがいっぱいで羨ましいです！ また、リクエストさせて下さい！ (2019年3月4日 17時) (レス) id: 6e79a16567 (このIDを非表示/違反報告)
キツネさん(プロフ) - natuさん» はじめまして！ 了解です(*´`) (2019年3月4日 15時) (レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キツネさん | 作成日時：2018年12月21日 21時
