色々詰め込んだ短編集！文スト

リクエスト ページ36

ー皆は森へやって来ました。すると、ライオンがトトに襲いかかってきたのです

ライオン「がおー！」

トト「！人虎…！」

ライオン「虎じゃなくて獅子だよ！」

ド「虎さん、弱いものいじめはいけませんよ！」

トト「…僕が『弱いもの』…」

わなわなと震えるやつがれ。

かかし『うわ、やばい！キレてんじゃん！』

ライオン「げっ！」

木こり「…羊羹が食べたい」

トト「僕は弱者では無い！こんなものいじめのうちに入らぬ！」

ド「逆らう牛は身近なもので殴ります！」

『賢治くん此奴イッヌ。牛じゃない』

(ゴスっ！)

観客はまた見て見ぬ振りをした

劇は普通に進められる

ド「どうしてこんなことしたんですか？」

ライオン「実は…僕は百獣の王なのに気が弱くて、色々不幸なんです…」

『ちょっと可哀想』

トト「弱者は死んで他者に道を譲れ！羅生門！」

ライオン「ちょっ！落ち着け！」

『そろそろ煩い』

(ゴスっ！)

森「芥川くんは殴られてばっかじゃない？」

ー………ライオンは、勇気が欲しいと言って一行に加わりました！

ちょーっとばかりイライラしている谷崎

ー…さて、歩き続けていると美しいケシ畑が見えました

ド「うわぁ！綺麗ですね！！」

『あれ？ケシってやばいやつじゃないの？やつがれちゃん』

トト「何故やつがれに聞く」

『だってポートマフィアって麻薬そういうの詳しそう』

森「偏見！！」

中也「それな！」←

ド「あれ？……なんだか、眠たく…なり…まし…Zzzzz」

トト「馬鹿な、この僕が、このような所で…寝られる、はずが……Zzzzz」

『やちゅがれぇーーー！賢治きゅぅーーん！！』

ライオン「…あれは！香りをかいだら眠ってしまう毒の花です！」

木こり「…だから寝たのか。」

ブリキで出来た木こりとかかしに毒は効きません。体の大きなライオンにはまだ毒が効いていないようです


『どうします？運びます？』

木こり「…あぁ」

木こりは近くにいたドロシーをかかえようとする。
神速で奪い取るA(かかし)

『賢治くんは私が責任持って送り届けよう。』

木こり「此奴はどうする」

トトを指さす。

『置いて行けば良くない？』

木こり「そうか。ならばそうしよう」

ライオン「あの…普通に芥川可哀想なんで連れて行ってはどうでしょう…」

木こり「え…」

『え…』

ライオン「…え？」

『てかライオンさんは？』

ライオン「僕は全力疾走して駆け抜けるから大丈夫だよ。」

ーこうしてケシ畑を抜けようとしました

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