憧れの終着点を 2

・ 向井side ページ2

「康二、久々やね〜」

SnowManの加入が決まってAのところにきた。

久しぶりに会ったAはだいぶん痩せ細っていた。



関西の頃は先輩やけど、タメ口でいいで〜って言ってくれて、7westの後ろで一緒によく踊ってた。




「大阪からはるばるありがとうね。早く東京になれなあかんね。でも案外早く染まってまうもんやで？」




「東京ちょっと不安やわ〜。SnowManに入るのもちょっとだけ…」



関西から東京へ。SnowManのファンが受けて入れてくれるのか、不安だらけだった。
誰にもこの不安を打ち明けることができなかったけどAの顔を見ると、なんか変な安心感あって、ポロッと言ってしまった。



「康二は心配せんでええよ。SnowManめっちゃええ人だらけやから。康二は康二らしく堂々としとけばいい。みんな受け止めてくれるから！」



「ふっかなんかめんどくさいくらい面倒見てくれるからなぁ」




「照も見た目怖いけどめっちゃ優しいねんで？？」



「あっ翔太は、5歳児やから相手せん方がええな」



「阿部ちゃんは一緒いるだけで安心する。抱擁力があるもん。」



「舘さんはな、よく気付いてくれる。ほんま頼りになるねんなぁ。」



「さっくんはうるさい。ずっとガヤガヤしてる。」


そう話すAはニコニコしてた。
ほんまにSnowManのこと好きやねんなぁ。




SnowManに入ることがなんか楽しみになってきた。




「私も早く康二と踊りたいから頑張らないと！
最後のあけおめコン楽しんできぃや！」

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