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何をしていいのかが分からなかった私達は
とりあえず北山さん達のところに行こうか、って
二人の姿を探しながら歩いていた。
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「おっ、玉森と二階堂じゃん!!」
私たちを発見するなり
すでにワイン片手の見知らぬ男性が
いきなり顔を出して来て、
きょとんとする私と、
久しぶりじゃん!!ってはしゃぎ出すニカちゃん。
裕太は・・・・・おー、って。
これはいつものペース。
私は全然知らない人だけど、
この流れから来たら
きっと裕太とニカちゃんの知り合いかな?
「·····あれっ、もしかして二階堂彼女出来たの!?」
その男性は私とニカちゃんを見比べるや否や
奇跡だぁ!!ってキラキラした瞳で
おめでとうとこの場で拍手しだす。
何も知らないけど
めちゃくちゃいい人って言うのは分かる。
「千賀、Aさんは俺たちの先輩」
「えっ!?そうなの!!
すみませんっ、つい馴れ馴れしく!!」
私の前でペコペコと頭を下げる男性は、
どうやら“千賀”というらしい。
「·····はじめまして、
千賀さんは二人とどういう関係なんですか?」
「あっ、僕達は同級生なんです!
高校を卒業した後、実は僕アメリカに留学してて、
久しぶりに日本に帰ってきたので興奮しちゃって!
いやー、アメリカは素晴らしい国だけど
日本はもっと最高だなっ!!」
「A、こいつ
いつもこんな感じだから気にしないで」
呆れたように笑う裕太と、
やっぱりお前は変わってないなー!!って
お腹を抱えて笑うニカちゃん。
確かに、少しアメリカンな感じはしてたよ。
でも、なんかすごいいい人そうだよ。
「Aさん、少しだけ
こいつら借りてもいいですか?」
「あっ、どうぞどうぞ!」
「あざーす!二階堂、玉森、行くぞ!」
「は?ちょっと待てよ俺は行かねーぞ」
「いいからいいからー」
私にちらっと目を向けて、
口パクでごめんね、って。
だから笑って行ってらっしゃいって言うと
しぶしぶ微笑んでから裕太は連れていかれた。
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あい(プロフ) - たまことさん» いえいえ!こちらこそ意見をいただけて嬉しいです^ ^私の作品は結構そういうシーンになりそうなところが多いので、なんだか書けそうですね・・・・(笑)この続編が終わって余裕がありそうでしたら、書いてみようと思います。ありがとうございました。 (2018年2月21日 15時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - 無料→× 無理→〇 (2018年2月21日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - コメントありがとうございます!そうだったんですね…!無料言わせてすみません汗 それなのに検討してくださってありがとうございます!更新頑張ってください! (2018年2月21日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - たまことさん» コメントありがとうございます。そういう描写はあまり得意ではなくて、避けてきたんですけど・・・・たまことさんのお気持ちを受け止めつつ、挑戦してみようかな?どうなるかは分かりませんが前向きに検討してみます!ありがとうございました^ ^ (2018年2月20日 22時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - 更新お疲れ様です!裕太くんとの関係もこれからどうなっていくのか気になります!出来たらなんですが主役ちゃんと裕太くんのpinkストーリーは作ることはできないですか?もしもでいいので考えていただければと思います!更新&返事待ってます (2018年2月20日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年2月19日 23時