検索窓
今日:35 hit、昨日:27 hit、合計:231,942 hit

2 ページ2

·





「······お疲れ様です。」




今日は色々と詰め込んだ一日だった。
今は正直何も考えたくない。
早く家に帰りたい。
·····なんて、裕太がいたらの話だけど。





優しい太輔は、
私のことを気遣って、
定時よりも少し早く帰してくれた。


こんなこと滅多にないし、
今日は早く寝てしまおうかなって
静まり返った廊下を歩いていた。









·







「────·······Aさんっ!!」






ぜぇはぁぜぇはぁ言って、
少し大袈裟だげど
とても息を切らしているニカちゃんの姿を見て
足を止めたけど。






「·······どうしたの?」



「ちょっと時間ありますっ?」



「えっ、うん······あるけど。」



「よかった!!じゃあうち来てください!!」







「·······は?」








いつものキラキラした笑顔で
こっちこっちって先を歩くニカちゃん。

自然と私も身体がついて行った。






「っていうか、家行くのっ?
私がニカちゃんの家に·····?」



「そうでーす。」



「急すぎない?ていうか、
なんで家に行くの·······?」



「俺ちょうど帰宅許可出てるんで、
家寄って下さいよ。」



「それ答えになってない········、」






でも、ニカちゃんから
誘われるなんて余程ないことだし、
もしかしたら裕太のことかな····?なんて
少し恐れてしまったけど、




あの部屋に一人で帰るのも
正直怖かったし、
私はニカちゃんの家に行くことにした。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (278 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1488人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あい(プロフ) - たまことさん» いえいえ!こちらこそ意見をいただけて嬉しいです^ ^私の作品は結構そういうシーンになりそうなところが多いので、なんだか書けそうですね・・・・(笑)この続編が終わって余裕がありそうでしたら、書いてみようと思います。ありがとうございました。 (2018年2月21日 15時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - 無料→× 無理→〇 (2018年2月21日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - コメントありがとうございます!そうだったんですね…!無料言わせてすみません汗 それなのに検討してくださってありがとうございます!更新頑張ってください! (2018年2月21日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - たまことさん» コメントありがとうございます。そういう描写はあまり得意ではなくて、避けてきたんですけど・・・・たまことさんのお気持ちを受け止めつつ、挑戦してみようかな?どうなるかは分かりませんが前向きに検討してみます!ありがとうございました^ ^ (2018年2月20日 22時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - 更新お疲れ様です!裕太くんとの関係もこれからどうなっていくのか気になります!出来たらなんですが主役ちゃんと裕太くんのpinkストーリーは作ることはできないですか?もしもでいいので考えていただければと思います!更新&返事待ってます (2018年2月20日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あい | 作成日時:2018年2月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。