【NARUTO】打倒原作だってばね【成り代わり】

打倒原作！　　　　　５ ページ5

そういえば、とある事を思い出す

考え込んだ様子のおじいちゃんに声をかける


『あのさ、あのさ、性質ってどうやったらわかるんだってばね？』


やり方は知ってるけど、自分の性質がわからないからさ

一回はやってみたいよね！


ナルトは確か風だったよね？

風遁の忍術を使ってるから……

ってことはやっぱり私の性質も風なのかな？


「ふむ、そこまで知っておるのか。……性質を知る為には感応紙にチャクラを流す必要があるのじゃが、生憎今は持っておらんのでな」

『ちぇー！』


持ってないのかよ〜

使えないなおじいちゃん……


「しかしAよ、お主いつの間にそのような知識を得たのじゃ？」


おっふ、流石にその言い訳は考えてなかった

下手な言い訳はできないし、どうしようかなぁ


誰かから聞いたっていうのは、相手がいないから無理

本で知った……いやでも最近本読んでないのは暗部の人にバレてるし……

え、詰んでるじゃん


ど、どうする……

せめてこの中でもバレなさそうなのは……


『うーん、この前何処かで見かけた気がするんだってばね、チャクラには性質があって〜って』


ナイス私!!

これならバレないだろう！


「成程……」


私の言葉を聞いて何やらまた考え込むおじいちゃん


さて……この間に私も考えよう

これからどう過ごしていくかを


取り敢えず打倒原作

具体的にやりたいのは、死んでしまう人物をなるべく助けること

出来る事なら誰一人として殺したくはない


ああ、勿論クズはしょうがないけどね？

例えばオビトとか、イタチとかは助けたい

彼らはきっと良い忍になってくれるから


うん、おじいちゃんが帰ったら助けたい人物リストを作ろう

それでどうやって助けるかを具体的に決めれば大丈夫


あとは……そうだね、やっぱり忍術かな

強くならなきゃ助けられる者も助けられなくなっちゃうもんね


「ううむ……A、上忍に稽古をつけてもらうというのはどうじゃ？」

『上忍に……？』


願ってもみないことだ


上忍となればかなりの実力を持っている筈

そんな人に稽古をつけてもらえるなんて嬉しすぎる


『それでいいってばね!!』


私は満面の笑みでそう答えた

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