怪盗キッドの憂鬱

第7ショー ページ9

〜Aside〜









何この状況……？？









キッド「ご緊張なさらずに、私はあなたと話がしたいだけです。安心してください。」









いやいや！安心とか無理に決まってる！何言ってんのこの人！それに顔近い…恥ずかしい……！！
でもなんでだろう、少し落ち着くような…









A「……暖かい」









キッド「…！」









私がそんなことを言うとキッドは驚いて顔を赤くした









A「あ…！いやその…忘れてください！！」









私ったらなんてことを…！









キッド「いいえ、忘れませんよ。ﾆｺ」









A「…っ！…あ、ていうか下ろしてください！いつまで…って(ｽﾄｯ」









キッド「要望通り下ろしましたよ。それに、ここが目的地なので。」









少し寂しいような、変な気持ち……いや、気の所為だきっと









A「ここは…？」









キッド「ﾌｯ…空を眺めてみてください」









A「…！き、綺麗……！！」









キッド「今宵は満月、この星空を飛びながらみれるのは怪盗の特権。そしてこの場所は私の秘密の場所なんですよ」









A「こんな素敵な場所をどうして私に…？」









キッド「言ったでしょう、あなたと話がしたいと」









キッド「どうせ話すのならこの月下の淡い光の中がよろしいかと思いまして。」









うわああ、さすがキッド、聞けば聞くほど気障な言葉が出てくる！









A「それで話って…？」









キッド「それは…(コナン「そこまでだ！
げっ……」









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