168時間目 ページ12
恋バナの時間
本命チョコの話をしていると珍しく反応した水麗に私達は笑顔で詰め寄った
「「「さぁ誰!?」」」
「‥‥本命じゃないんですけどぉ最近紅夜に告白、されましてぇ‥‥その日に返事する予定なんですぅ」
説明しよう！紅夜とは十二天将の騰蛇の事で俺様戦闘狂なのだがまさか水麗が好きだったなんて‥‥‼
「だけどぉ断るつもりですぅ」
「「「何で!!?」」」
「縁様達が大変な時期なのに恋愛なんて‥‥」
その言葉に私は水麗にデコピンした
「私達なんか気にせず恋愛ぐらい自由にして良いんだよ？それに好き、なんでしょ紅夜の事」
「あぅ‥‥そう、なんでしょうねぇ。好きなんだと思いますぅ」
顔を赤くし頷いた水麗の顔は恋する乙女の顔で女の私達でも見惚れる程綺麗だった
水麗は直ぐに顔色を戻し紅茶を飲み余ったマカロンをつまんだ
「縁様また腕を上げましたねぇ。これなら嫁いでも大丈夫ですよぉ？」
さっきのお返しのつもりなのか私を弄る水麗
「と、嫁ぐなんて「実際許嫁ですしぃやる事はやってるんでしょぉ？」そんなに私を弄りたいの!?」
今度は私が赤面する番で皆は面白そうに見ていた
「その辺はノーコメ「大丈夫ですよぉ分かってますしぃ」なら何故聞いた」
「で将来、清弦さんと結婚するの？」
紫のその言葉に私は少し言葉を詰まらせた
「さぁ？許嫁だけど突然解消される事もあるし突然気持ちが変わる事もあるからね〜」
私達の気持ちがこのまま、なんて無いだろうしすれ違いで仲違いする場合もある
「多分、いやきっと私は清弦に対する気持ちはずっと変わらないよ。清弦に依存してる所もあるし‥‥だけど清弦はどうなんだろうね〜？きっと別れを切り出すとしたら清弦だから‥‥」
マカロンをつまみながら少しだけ微笑んだ
もし隣に清弦が居なくなったらきっと私は壊れるだろう
それほど私は清弦に依存している
綺麗な感情だけじゃないドロドロした感情もあるんだよね
「お義兄様がお姉様を手放すなんてあり得ないですよ」
「そうですよぉ私達から見ても縁様を溺愛してますしぃ」
「「独占欲強いしベタ惚れ」」
「‥‥だと良いなぁ」
(((本当だからね!?この鈍感娘‼)))
ふと時計を見ると10時を過ぎていてそろそろ帰らないと清弦が不機嫌になる
本来の目的(バレンタインのチョコ作り)を果たした為私達は音海家をあとにしたのだった
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NAVA - 番外編のパスワードが全然分かりません！教えてください! (2019年1月27日 8時) (
レス) id: 809f35cc30 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - 私もお願いします。パスワード教えてください (2018年6月9日 19時) (レス) id: 8060fe6cc8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空色の猫 天星(プロフ) - 同じく、番外編のパスワードを教えて頂けないでしょうか、お願いします、 (2018年3月4日 0時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 番外編のパスワード教えてください!!最初の文字だけでいいんです！お願いします!! (2017年11月22日 13時) (レス) id: 7fd2627b13 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 番外編のパスワードを教えてください！ヒントだけでも結構です！例えば最初の文字とか…とにかくよろしくお願いします！！ (2017年2月23日 17時) (レス) id: 1a7d5f6d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年8月21日 11時
