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そこでは、"高杉"と呼ばれた紫がかった黒髪を持つ双子とさほど歳の変わらない男児とその子と並ぶ綺麗な黒髪の長髪を結った男児がいた
『今度は少しはマシな稽古ができるんだろうな』
『待て！！
稽古上での遺恨を私闘で晴らそうとは、それでも武士を目指す者か。
それも多勢に無勢で…！！』
"高杉"が戦う意を示すものの、それに待ったをかけたのは黒髪で長髪の男児だった
『桂か、丁度いい。
特待生だか知らんがロクに金も納めん貧乏人と机を並べるのも我慢の限界が来ていたところだ。
まとめて、たたんでしまえェ！！』
その一言でそいつらは"高杉"たちへの身勝手なイチャモンで潰そうと仕掛けてきた
"高杉"はその手に木の棒を持ったからいいものの"桂"はなにも持たずそこにいるだけ
『見たかよ桂。ここには侍なんていねーよ』
こんなもの、武士の風上にもおけやしない
そう思った時、"高杉"たちと彼らの間に突き刺さった刀
それに全員が止まり、それが降ってきた方を見るとそこには白髪頭の男女の子供
あの双子がいた
『ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ
発 情期かテメーら』
『稽古なら寺子屋でやりなよ』
『たっく、学校のサボり方も習ってねーのかゆとり共。
知らねーなら教えてやろーか』
『だっ、誰だ貴様らはァ！！』
双子は木の上から飛び降りると、は何故か連中の上に飛び降り双子揃ってそいつらを踏み倒す
問答無用で二人を踏みつぶした
『『寝ろ』』
周りが唖然とする中、銀時が喋り出す
『侍がハンパやってんな。やる時は思いっきりやる。
サボる時は思いきりさぼる。俺らが付き合ってやるよ。
みんなで一緒に寝ようぜ』
『誰が寝るかァ！！許さんぞ貴様ら！！』
そう言って奴らは双子に襲いかかると、一斉に倒され何事かと思えば双子の後ろに松陽が立っていた
『…銀時、よくぞ言いました。
そう…侍たる者ハンパはいけない。
多勢で少数をいじめるなどもってのほか。
ですが銀時、君達ハンパ者がサボりを覚えるなんて百年早い』
『ぶべら』
『Aにはデコピンです』
『あべし』
松陽より銀時に落ちたゲンコツ
それを食らった銀時はコツンという可愛らしい音だというのに威力はえげつない
銀時は地面に埋まった
Aもペシッというデコピンだったのにも関わらず思いっきり後ろにぶっ倒れてその額からはシュゥゥゥゥという音が出て煙まで見える気がする
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江(プロフ) - Milkさん» コメントありがとうございます！好きと言っていただけて凄く嬉しいです！これからも愛読よろしくお願いします！！ (2020年5月8日 12時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
Milk - 初コメ失礼します！！本当に本当にこの小説すごく好きです…！！ (2020年5月4日 15時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 白狼龍さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月1日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ☆ねこ☆ねこ☆さん» コメありがとうございます！これからもハラハラドキドキしちゃってください！ (2020年5月1日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
白狼龍 - 面白かったです！ とても続きが気になります(*´∇｀*) (2020年4月26日 22時) (レス) id: b10076b070 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年3月13日 16時
