開き直る？無理だわ ページ34
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ＰＯＭＰＯＭと軽快な音が聞こえる。
しかし私にはそれが地獄の音に聞こえたりする。
「それでは表彰式に移ります！」
これから表彰式が行われるのだ。
帰りたい(切実)
「んﾞーーーっ！！！」
チラと隣を見る。
あの後私は、何故か爆豪君を怒らせた。
力加減を間違ったかもごめんって言ったら、舐めてたんかてめぇ！！って切れられた。
フォローしたかったのに、失敗したらしい。
でも加減しないと爆豪君死んでたからしょうがない←
「もはや悪鬼羅刹」
ほんとそれな(震え)
そんな中授与式は進む。
「今年メダルを贈呈するのはもちろんこの人！」
屋上から、オールマイトがもの凄いスピードで降り立ってきた。
「私が！メダルを持ってk「我らがヒーローオールマイトォ！！」…」
シィィィィンと静まりかえる会場。
ドンマイ。
しまらない平和の象徴だよね←
原作通り常闇君、轟君、爆豪君の順にメダルが渡されていく。
爆豪君は原作通り過ぎて笑う。
「さて、星平少女！素晴らしかった！！」
「帰っていいですか(白目)」
苦笑いすなオールマイト！
私は帰りたいんだ！！
「ヒーロー科と違い、普通科の君が一位を取れるなど中々無い。いい経験が出来たと私は思うよ。本当に素晴らしかった！！」
素晴らしかった、か…
「少し、いいですか？」
「ん？なんだい？」
私はミッドナイトからマイクを借りる。
《私、無個性なんですよ》
「「「は！？」」」
会場の声が困惑で一つになった。
《私が言いたいのは一つだけです。“無個性でもここまでできるんだ”ということ》
「星平少女…」
《以上です。お時間を取ってしまってすみませんでした》
私はぺこりとお辞儀して、これ以上は話すことないと口を噤む。
オールマイトはそれを察してくれた。
「さァ！！今回は彼らだった！！しかし皆さん！この場の誰にもここに立つ可能性はあった！！ご覧いただいた通りだ！
競い！高め合い！さらに先へと登っていくその姿！！
次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている！！」
オールマイトの言葉で、会場の空気が再び熱を持っていく。
ここだけはさすがだと思うよ。
ここだけはね。
「てな感じで最後にご唱和ください！せーの！
「「「プル「おつかれさまでした！！！」えっ！？」」」
「そこはプルスウルトラでしょオールマイト！！」
「あ、いや、疲れたと思って…」
うん。
しまらないね←
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
