やらかした ページ33
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《さァいよいよラスト！！雄英１年の頂点がここで決まる！！》
盛り上がっている会場。
《決勝戦 星平対爆豪！！！》
目の前には爆豪君がいる。
帰りたい(切実)
「おい」
「何かな！？」
突然話しかけないで。
私泣くから。
全国放送だろうがなんだろうが泣くから。
《今！！スタート！！！！》
「てめェの個性は刀かなんかの武器を使うんだろ」
「…はい？」
いや私は無個性ですが(真顔)
自分で言ってなんか悲しくなったわ。
「オラ」
「へ！？」
ブンッと爆豪君が何かを投げる。
私はそれを反射的に掴んだ。
「木刀…？」
「作らせた」
「え」
「許可も取った」
「使えと言ってます？」
当たり前だろ顔で私を睨む爆豪君。
「じゃ、行くぞ！！」
うわマジか。
私はとりあえず地面を蹴って攻撃を回避。
「！」
思ったより早いな。
すでに爆豪君は目の前。
才能マンだ才能マンヤダヤダ←
とか思いながらもきっちり避ける私も私なんだけどね←
「…………」
私はペロッと舌なめずりし、木刀を握りしめる。
「オラ！！」
私は爆豪君の爆破を避け、後退する。
十分な距離を取った上で、木刀を構えた。
「ハァァァァァァ」
足に力を込め、爆豪君を見据える。
私は前に踏み出した。
「全集中」
「！！ はや、」
救いの呼吸・壱ノ型 祝福の言葉
ガンッ！という酷い音。
「…アッ」
次いでドサッと質量のあるものが落ちる音が耳に届き、私は死期を悟った。
や ら か し た
「え…？嘘、でしょ？爆豪君、場外…？」
「」←
《あ？……は！？爆豪場外！？何があった！？どうした爆豪！なにをしたんだよ星平！！》
おい実況ちゃんとしろよ←
てかこれヤバくね？
会場内皆シーンとしちゃってるよ？
・・・
あ、爆豪君大丈夫かな(現実逃避)
「…………」
うん超不機嫌！！
言っとくけど木刀渡したのそっちだからな！
私は悪くない！！←
「だ、大丈夫？」
「…………」
私はもはや恒例となっている「手を差し伸べる」をやったが、爆豪君は地面を睨みつけている。
こっっわ！
超怖い！！
なんか見えちゃいけない何かが見える！！←
「チッ…」
舌打ちし、無言で立ち上がる爆豪君。
怖いっス。
……あれ？
ちょっと涙目になってません？←
いや矢印つけてる場合じゃないよ本当に爆豪君ちょっと泣きそうになってるよ。
今更罪悪感が…
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
