ハプニング ページ15
突然だが、私の両親はヒーローだ。
だから事務所の都合で転勤が多く、私も転校が多かった。
そして、私はそれなりにヒーローが好きだ。
多くの人が、一番好きなヒーローはオールマイトと答えるが、私はイレイザーヘッドと答える。
マイナーなので、共感してくれる人どころか存在自体を知らない人が多い。
だから、イレイザーヘッドのことで話せるのは今のところ両親だけ。
なんで今そんな話かって？
「お邪魔します」
目の前にイレイザーヘッドが居ます(白目)
なんかデジャヴ…
「お前は…」
「アッはい。普通科の星平Aです」
私お得意の営業スマイル(今できた)で言葉を返す。
現在進行形で心臓がバックンバックンいってます。
だってねえ！？
家にイレイザーヘッドがいるんですよ！
学校とはなんか違う感動がありますね！
漫画とアニメでしか見れなかった推しが目の前に！！
今なら私飛べるぜ！！
「お、いらっしゃい皆！」
「父上説明して」
「ん？俺の後輩を家に呼んだだけだが？」
うわ
うっっっわ←
父親は天然なのである。
娘がいるのにプロヒーロー呼ぶか！？
しかしながら、うちの母親は父親より天然なのでツッコミ役がいないのである。
「よかったなぁA。お前イレイザーヘッドのファンだもんな！」
「！？」
「で、お父さんはそんなイレイザーヘッドの先輩なんだz「何暴露してんの！！」ヘブッ」
私は父親の口を塞ぐ。
目の前にいるのになんで言うの！？
多分、娘に凄い的なことを言って欲しかったんだろう。
親バカだから←
しかし逆効果である。
しかも、その後ろからプレゼントマイクやらミッドナイトやら雄英高校教師の方々がいて、皆聞いていた。
ほら、オールマイトも……オールマイトまでいる！？
「お父さん何者！？」
「ナイトスター」
「知ってるわ」
「…………」
相澤先生そんなに見ないでッ！！
穴が空いちゃうから！！！
「もうやだ…トレーニングしてくる。お昼いらない」
早口でそれだけ言い、木刀を掴んで外へ出る。
相澤先生たちの横通り過ぎるの凄く気まづかった！
てか超恥ずかしい！！
相澤先生バリッバリ聞いてたよ！？
私この前は清楚系で頑張ったのに！！
どうしてくれんだよッ！！
ああもう！
救いの呼吸！！！！
とりあえず呼吸をめちゃくちゃ使って恥ずかしさを霧散させた。
いつも使ってるサンドバッグが散り散りになった←
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
