突撃☆inＡ組！！ ページ13
「そこの貴女」
声をかけられ、振り返ればミッドナイト先生がいた。
…私なんかしたっけ？
まさか授業抜け出して学級委員長決め見に行こうとしてるのがバレた！？
「ごめんなさい、急いでたからしら？」
「いえ、ちょうど暇でブラブラしてただけですよ」
私はニッコリと笑みを作って答える。
違うよな？違うよな！？
「これ、相澤先生に渡してきてくれる？」
「はい！」
違ったーーーー！！！！
よかった！！
本当によかった！！
バレたら退学で済みそうにないもん！！
……あれ？
「相澤先生？」
「そう。一年Ａ組担任の相澤先生」
嘘だろ！？
「じゃ、お願い！」
爽やかな笑顔を向けて、ミッドナイト先生は行ってしまった。
これは気せずしてＡ組に行けるチャンス！
しかし私緊張するぞ絶対！
カミカミになるぞ！！
あんな美男美女しかいない(峰田除く)空間で緊張しないわけがない！！
でも今更断ろうにも既にミッドナイト先生がいない。
あれ？詰んだくね？
「……行くか」
因みに、今は避難勧告が解除された後の昼休みの時間である。
おそらくミッドナイト先生は雄英バリアーを見に行くんだろう。
あ、急がないと授業に遅れちゃう。
サボるつもりだったけど←
ってやってる内についた←
「フゥ……」
深呼吸をして、私はでかいドアを開ける。
「失礼します。相澤先生はいらっしゃいますか？」
「委員長の指名ならば仕方あるまい！！」
タイミングゥ…
まだ休み時間なのに！！
なんで今なのかな！？
このシーンとした空気どうすれば！？
あぁダメだ推しがいっぱいいるぅ(思考放棄)
「なんだ」
ありがとう相澤先生！！！！(大声)
我らが救世主！！
そしてめっちゃイケボですね！！
もう私一生相澤先生拝むわ…
ありがたやありがたや←
「これ……ミッドナイト先生からです」
「ああ。ありがとね」
ンンンン(悶え)
相澤先生が可愛すぎる……！！
私の寿命あれだけで十年伸びたわうん。
「そろそろ授業開始の時間だが……」
……アッ
「すみません！失礼しました！！」
私は急いでＵターンしてドアを閉め、教室に向かう。
もうちょっと推しを眺めたかった！！！！
Ａ組から見たA
一瞬で消えたと思ったら音もなくドアが閉まっていた
＝怖い(笑)
「アイツ何者！？」
「瞬間移動系の個性か！？」
「はやくしろ」
「「「はい！！」」」
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
