【d!】家出した幼い少女の心は (ページ34)

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34話ページ34

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そして数分後。

shp「あ〜い、しゅ〜りょ〜」

ci「こっちも終わったでー！」

rb「俺も終わったで」

キッチン組＿ショッピくん、チーノくん、ロボロは全員終わったらしい。

後は掃除組＿トン氏、シャオちゃん、ゾムなんだけど…

kn「俺ら…やること無かったな…」

ut「ちょっと休憩長過ぎたな…」

…と、シッマと大先生は反省中。

本当に手伝いたかったんだろうけど、皆の仕事が早過ぎた。

tn「こっちも終わったで」

sha「一回ゾムの所為で掃除し直しになったけどなw」

zm「そりゃあ水バケツあったらひっくり返したくなるやんけ！」

tn「マグマじゃないんやからさぁw」

sha.zm「www」

私にはどんなネタか通じていなかったけれど、なんだか面白かった。

要するに、雑巾を洗う為に持って来た水バケツを、ゾムがひっくり返して水浸しにした…らしい。

よく見るとトン氏とシャオちゃんが若干濡れている。

tn「てか、シッマと大先生は何しとるん？そんな端っこで体育座りしとるけど」

『何か…手伝いたかったんだって。ヒーローみたいに"後は俺らに任せろ！"って感じで登場したんだけど、もう終わりそうって言ったらこうなった…w』

sha「www ウケるんやけどw」

zm「お前らにヒーローはまだ早いでw」

kn.ut「分からんやろがい！w」

声がシンクロしたシッマと大先生。

「相棒」と名乗るくらい仲いいんだろうなぁ。

shp「じゃあ各自自由行動に移りますか」

ci「せやな。多分グルッペンさん達は仕事に戻ったし、風呂入ってないと思うねんな」

rb「先Aが入って…でいつもの順番でええんちゃう？」

tn「そうしよか。…A風呂入ってきてええで」

『え、いいの…？』

sha「当たり前やろ！レディーファーストや！」

zm「レディーって言える年齢ちゃうと思うけど…w まぁええか！w」

皆優しいなぁ…

『ありがとう！先に入って来るね！』

kn「あ、服とかどうするん？」

shp「俺あるっすよ」

ut「やばお前…」

『じゃあショッピくん、好きに持ってきてもらって構わないからね』

shp「はーい」

私はお風呂場に向かって行った。

どんな服を持って来てくれるかな〜

shp「(…俺服選んだら風呂場向かっていいんか？身体見ぃひん？大丈夫？？)」

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