嫌な予感についてkwsk ページ5
……た、助かった…けど…
「大丈夫ですか?何処から痛かったりとかないですか?」
なんで目の前に敦くんが居るのか誰か説明して下さい!!
目が覚めたら敦くんって…心臓に悪いわっ!!!
『あの、大丈夫…です。(心は大丈夫でない)』
やばい、混乱してきた。え、此処はどこ??もしかしてもしかして、トリップ…と云うやつ??寝てただけなのに??帰る方法探さなきゃ…ア゙ア゙でもまだ帰りたくないよおおお←
「ところでお嬢さん。」
『……は、はい??』
……アッ、太宰さんだ…アッ、素敵
嫌だ…つらい…尊い…
「貴女は何故、川を流されていたのかな?私の推理はこうだ、私が飛び込むのを視て共に心中してくれようとした…違うかい?」
『違いますね。』
「違うと思いますよ…」
実際に目の前でこんな事云われたら引くわぁ←
まぁ、太宰さんはこんな人だって知ってるからまだ耐えられる()けど
「こんな所に居たか!唐変木!!」
「おぉ〜、国木田くん御苦労さまぁ〜」
向こう岸にいらっしゃるのは、ま、真逆…
国木田さん!?!!アニメの通りだ!!うわ!感動!!
てか…この状況は不味くない?このままだと、私も流れ的に連れていかれない??それは原作と違うから駄目じゃね?よし、逃げよう(この間約0.5秒)
『あの!助けてくださってありがとうございました!では、私はコレで!!』
「あ、ちょっと!待ってください!」
ううううわァァ!!敦くんから待ってなんて云われたら待たなきゃ悪いじゃんんんん(泣)
『な、何でしょうか…??』
おずおずと、後ろを振り返り、敦くんを視る
可愛い()
「荷物、置いた侭ですよ」
ニコリと微笑みながら、敦くんは私に荷物を渡してくれた
「そうそう、君も共に腹ごしらえと行こうじゃないか、国木田くんの奢りでね。」
-フラグ回収完了しました-
頭の中でそんなアナウンスが鳴り響く
『あ、あの大丈夫ですので、その…』
「俺の金で太っ腹になるな太宰!!!!」
ひえええ、名シーン来たぁぁぁ←
「太宰??」
「嗚呼、私の名だよ。
私の名は太宰
____________太宰治だ。」
全力で逃げ出したい気持ちについてkwsk→←こちら側からkwsk
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