LINEの会話内容についてkwsk.2 ページ21
夏奈だってさ、言ってたじゃん。「1週間…いや、せめて5日間でいいから旅に出たい…」って
ユイちゃんまんそんなアホ丸出し発言したっけ…
夏奈言ってた言ってた。
ユイちゃんまんてことは、家出した日から5日間てことか…
いやぁ……そう考えると、濃い2日間だったなぁ…
てかまだ2日しか経ってないんだ…いや、今日含めたら3日か。
……ん????
夏奈ねぇ、今日含めて3日ならさ。あと2日で戻ってこれるんじゃない?
ユイちゃんまんそれ!私も同じこと考えてた!
え、あと2日????なんにも進展ないよ????恋愛とか全然ないけど??えっ??←
夏奈早いなwww
ユイちゃんまん笑いごっちゃねぇよ…
夏奈ま、帰ってきてからkwsk話聞かせてもらうから。お覚悟^^*
ユイちゃんまんへい…
夏奈んじゃ!風呂るわ!
ユイちゃんまんあいよ〜^q^
みったかとの会話を終わらせ、スマホの電源を落とす。
さて、次の問題は……
「ご友人とのメールは終わったかな?」
『はい、ご迷惑お掛けしてすみません!』
太宰さん、探偵社の皆さんになんて説明するか。
入ったばかりなのに直ぐに又さよなら〜って訳にもいかない……よねぇ…。
これは社会の礼儀だよ、うんうん。
かと云って…このまま隠したまま消えるのも嫌だ
「では、探偵社に戻ろうか。」
そう云うと太宰さんは立ち上がり、歩き出した。
私は、テーブルに飲み物代を置いて店員さんに会釈をする。
……そういえば、
『探偵社の皆さんは、既にお気づきになってたんですか?』
その、別の世界から来たコトを。
最後の方は声が小さくなってしまったが、太宰さんは聞き取れていたようで、
「大体はね、まぁ敦くんは分かっていないようだけど」
『デスヨネー…』
探偵社怖いよぉ……うっうっ…(嘘)
.
「嗚呼、そうだ」
「ユイちゃん、まだ云わなければならない事がありそうだけど」
「それは探偵社で聞かせてもらうからね」
と、微笑みながら太宰さんが云うもんだから
私の頬筋が仕事を放棄し始めた。
(訳:愛想笑いさえ出来ない体になりました)
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