ひまわりみたいな君と

〜第5話〜 ページ29

デイリーランキングの結果は、、。

『87位』





6日後に週間ランキングが発表される。そこで1位を取らなければ契約更新は絶望。重たい空気の中あすかさんがやってきた。





あすか「お昼持ってきたよー！今日はゲン担ぎのカツ丼！と、お味噌！週間ランキングまで落ち込んでる時間がもったいないよ。私も応援しまくるから！」





さっきの弾と全く同じことを言う先生。先生のおかげで少し雰囲気が明るくなった気がする。





栄治「決して、俯いてへこんでた訳ではないですから。」





巧「配信1位目指して諦めないから。」





有「あすぴょん、心配しないで！」





あすか「あー、良かったー！私またウザイことして怒らしたのかと思った。」





弾「俺はウザイけどな。」





A「こら弾！」





あすか「Aちゃんもっと言ってやって！」





先生に手を洗うよう促され他の人は手を洗いに行った。





なる「弾、みんなの飲み物買うの手伝って。」





弾「あ？」





A「よし、行こう。」





私となるは飲み物を買いに弾を連れてきた





なる「さっきのってさ。気になってる子に意地悪したくなるーってやつ？？」





下手な真似をしながら弾に聞くなる





A「弾ってさ、先生のこと好きなんじゃないの？」





弾「あ？俺はただ無じゃねぇかもしんねぇ、って言っただけで、てか今そんな話してる場合かよ。」





なる「こんな切羽詰まってる時だからこそ仕事以外の話をするんじゃん。ねぇーA。」





A「そうそう。、、あれから進展ないの？」





私がそう聞くと弾は先生が休暇を取った次の日のことを話した。





なる「それさ、あすかさんが他の誰かと仲良くしてても同じこと言える？あすかさんといる時の弾、凄くいい感じだからさ！後から後悔なんかして欲しくないから。」





弾「わかったから、今は配信1位取る事に集中しろ。」





先に行ってしまった弾の姿を見て、きっと同じことを考えてる私となるは目を合わせた。





それから私たちは先生のご飯を囲んだ。





あすか「宝君は？」





有起兄はトイレとか言ってたけど、確かにそこには宝がいなかった。

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