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最強の3人!? ページ7

Aside

“どうしましょう、明里さん”

事の発端は私のこの一言だったと思う。

紗「いつもAがお世話になってます!」

明「いえいえ、かわいい後輩ちゃんで仲良くさせてもらってるよ〜。」

芽「私もこんな先輩欲しかった!」

なんだこの盛り上がり。

そもそもなんで明里さんは、この2人も呼ぼうなんて言い出したんだろう。




明「それにしてもさ、Aちゃんから言ってくるなんて珍しいよね。」

いつの間にか私の話題になってたみたいで、真面目な顔で明里さんが言う。

あ「どうすればいいか分からなくなっちゃって、、」

たまたま街で彼に遭遇したこと、

その日の夜、彼から3件も着信があったこと。

1週間悩んでみたけど、何も答えは見つからなくて、誰かに頼りたくなった。


紗「彼も、Aたちのこと見ちゃったんじゃない?」

芽「何そのドラマ展開。」

明「それは、混乱するね、、」

さすがに3人も集まれば、三者三様の答えが一気に聞けてこれはこれで面白い。

なんて言えるはずもないけど。

明里さんは相手を知らないから、ロケとは言えなかったけど、

そろそろ明里さんにも言った方がいいかな。


あ「たぶん、気づかれてないと思う。私があの人を見た瞬間逃げちゃったから、、」

芽「なんで逃げたの?」

いつもどストレートな芽衣の質問はドキッとする。

あ「、、分からない。でも、すごくかっこよかった。」

明「ふふっ(笑)」

芽「いや、今それ聞いてないんだけど(笑)」

あ「あ、ごめん。」

紗「Aはさ、会いたくなかった?」

少し間があいて、小さく首を横に振る。

だって、会いたくて会いたくて仕方なかったから。

会ってしまうのが怖かっただけ。

明「私は、電話した方がいいと思うな。」

あ「え?」

明「自分から離れたからっていう思いで、今まで何もできなかったと思うけど、せっかく彼からアクションが来たのに、、無視するの?」

彼がなんで電話をくれたのか分からない。

あの時もし私のことに気づいてたとして、何を思ったのか。


芽「そうそう。それにさ、もうちょっと自分の想い伝えてみなよ。嫉妬とか、不安とか、そんなのいっぱい持ってて当たり前なんだからね!?」

そう、なのかな。

嫌われるかもって考えはどうしても離れないけど、少しだけ勇気を持てた気がする。


あ「3人集まると最強だね。」

私の答えに、は?とか、ん?とか言ってる3人に、ありがとうって伝えた。

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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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