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彼の提案 ページ34

Aside

それからまた数週間会えない日が続いてたけど、昨日ツアーが終わった。


その間に私も1組の挙式を終え、今日は心置きなく彼と話せる。


とは言っても、海外挙式のカップルの会場も決まったから、2週間程ハワイに行くことを言わないと、、


さすがにそれは1人じゃなくて、明里さんとは別の先輩と一緒に。





2「ただいま〜。」

あ「うわっ!おかえりなさい!」

気がつくと後ろから彼の声がして我にかえる。

2「なんかボーッとしてる。」

あ「ごめん、気づかなかった。」

いつもなら玄関の扉の音も分かるのに。

2「なんかあった?」

あ「ううん!全然何も!!それより、ライブおつかれ様でした。」

2「あー、うん。来てたね。」

あ「そりゃあもちろん!すっごく楽しかったよ!」

2「でも彼女が自分のうちわ持ってるのなかなか恥ずかしいよ。」

私はライブを思い出してだんだん興奮してきてるんだけど、

彼はいつも通り落ち着いてて、優しく微笑んでて、

それなのにいきなり彼女なんてワードを使うんだから、なんともずるい。



あ「二階堂くんが1番かっこよかった!!」

2「かわいいじゃなくて?」

私も彼の表情を崩そうと試みるけど、いつも予想の斜め上の返答がくる。

あ「でも、かわいいで売ってないんでしょ?」

2「俺はそのつもりだけど、Aいつもかわいいかわいい言うから珍しいなと思って。」

あ「だって、かわいいんだもん。でもライブはほんとにかっこよかった!」

彼をかわいいと言わない方がおかしなことだと思う。

2「ライブはって(笑)まぁ、楽しかったならそれでいいけど。」






2「それで、さっきは何考えてたの?」

ご飯を食べて、またソファでゆっくりしようとしたところで、彼からの一言目。

あ「あ〜、ん〜、、、えーっとね、、」

2「唸りすぎ。悩み?」

あ「ううん。実は、仕事で2週間くらいハワイに行くことになって、、」

2「ハワイ!?なんで!?」

珍しく二階堂くんが大きな声を出すから、怒られたような気分になる(笑)

2「そういうことか、ちょうどよかった。俺からも話あるんだけど。」

あ「なに?」

ちょうどよかったって、、なに。

ハワイに行くことがですか。





2「一緒に住もう。」





あ「え?、、なんで?!」

素直に“はい”と言えばいいものを。

ハワイとの繋がりが全く見えなくて、思わず聞き返してしまった。


2「だってさ、、

恥ずかしいことも→←やっぱりアイドル



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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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