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素直なキミ ページ24

Aside

2「何、めっちゃ盛り上がってんじゃん。」

少し低めの声と共にドカッと私の隣に座った彼。

肩が触れるほどの距離に、せっかく北山くんと話して落ち着いてた緊張がまた戻ってきた。

Ki『何妬いてんだよ、お前が仕組んだんだろ?(笑)』

2「別に妬いてない。」

Ki『大変だね、Aちゃんも。』

あ「あ、いえ、、」

Ki『おぉ、アツアツ〜!じゃあな、ニカ明日遅れんなよ!』

2「うん、じゃあな。」




、、、

えっと、、この沈黙はなんでしょうか。

話しかけづらいんですが、、

2「電話ミスったわ。」

あ「なんで?」

2「それ聞く?」

あ「、、、やきもち?」

2「ん〜、だって俺と話すときより楽しそうだし。」

否定しないんだ、、

最近素直すぎないか??

おかげで私のメンタルが持ちません。

あ「それは、、」

二階堂くんと話すとどうしてもドキドキして緊張して、

ちゃんと返さないととか、言葉遣い気をつけなきゃとかいろいろ考えてしまう。

だけど、彼と話すのが嫌なわけじゃないし、むしろ反対で、

北山くんと話すのも楽しいし落ち着くけど、ずっと話していたいと思うのは二階堂くんだけ。


2「百面相?」

あ「え?」

2「変な顔いっぱいしてたから。」

あ「変なって言わないで!」

2「楽しかった?電話。」

無視ですか。

あ「うん。初めてなのに話しやすくて、想像通りのいい人だった。」

2「ふ〜ん。」

真顔でその返事って、なかなかこわいよ。

あ「明日早いの?」

2「いや、昼から。」

あれ?でも北山くん、明日遅れんなよって言ったからてっきり朝早いのかと、、

2「夜遊びでもすると思ってんじゃない?」

また顔に出てたのか、私の疑問に答えてくれた。

あ「そんな修学旅行みたいな(笑)」

2「は?」

あ「え?」

2「夜遊びの意味分かってる?」

え、え、遅くまで起きてるってことじゃないの?

いや、でもさすがにそんな聞かれ方をしたらなんとなく察してしまう、、

あ「、、分からない、です/ / /」

2「顔赤いけど。」

あ「い、いや別にそんな変なことなんて考えてなくて、、、み、見ないでください!!!」





顔を必死に隠す私の手をゆっくり掴んで引き離されたかと思うと、

片手で頬を挟まれ唇を突き出した状態に。

2「変態。」

あ「なっ!」


反抗しようと思ったけど、チュッと音を立てて離れていった彼をただ見ていることしかできなかった。

甘ったるい朝→←キスマイのキ



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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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