キスマイのキ ページ23
Aside
コンビニで必要なものを買い揃えた帰り道。
やっぱり少しだけ、って我慢出来ずに私から手を繋いだ。
2「先風呂入りなよ。」
あ「あ、ありがとう、、」
湯船に浸かっても全然リラックスできなくて、
外で二階堂くんが待ってると思うと緊張が収まらない。
あ「、、うわぁぁ/ / /」
幾度となく読んできた小説でほぼ高確率で出てくるシチュエーションを今自分が体現してるなんて、、
あ「ほんとにぶかぶかだ、、」
彼の服は袖も丈も私には長すぎる。
さすがにワンピース状態にはならないけどね。
小説の女の子が彼の服を嗅いじゃう気持ちがわかったよ、、
自分から彼の匂いがすることにすっごくドキドキしてる。
て、変態じゃん。
あ「お待たせしました〜。」
2「んー、行ってくる。」
電話してた流れからか、少し高いトーンで返事がきて新鮮。
2「あー、待ってミツ。」
もう一度電話に戻り、そう言って私に近寄ってきた。
2「ミツだけど、話す?ビデオ通話とかする?」
か、かわいい。何その笑顔。
内容の衝撃が入ってこないくらい、彼の少年のような顔に釘付け。
2「A〜。」
あ「あ、うん!、、ん!?」
2「ミツ、ビデオ通話してもいい?(笑)」
ミツって、え、ミツって、北山、宏光?
キタヤマヒロミツ!!!?
あ「あ、待って今どスッピンだし!え!どうしよう!!」
2「俺の前でもそんなに気にしないくせに。」
気にしてないことはないけど、もうとっくに見られてるし、、
ってそれどころじゃなくて!!!
Ki『Aちゃん??初めましてだね〜!』
2「じゃ、俺風呂行ってくるわ。」
あ「え!え!!?」
何、2人で話しとけってこと!?
目の前の画面に映る、オフな北山くんに緊張しすぎて携帯を持つ手が震えてる。
Ki『あいつ、自由だな(笑)』
あ「あ、あの!初めまして!!」
Ki『はは、そんな固くなんないでいいよ(笑)ニカが戻るまで話そっか。』
あ「すごい、今日千賀くんにも会って、1日でこんなキスマイに会うなんて、、」
Ki『あ、そうなの?俺3番目かよ〜。』
うわぁ、喋ってる、北山くんと会話してる!!
ほんとにこんな人いるんだ。
初めてなのに、話しやすくて、つい自分から話してしまう。
やっぱり北山くんてすごいな、、
2人で話すなんて絶対もたないって思ってたのに、あっという間に時間が過ぎて、
もう二階堂くんが戻ってきちゃった。
162人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時