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課題 ページ16

Aside

紗羅と芽衣にはメールで報告。

もう仕事始まってる時間なのに、2人ともすぐ返信きて、ちょっと笑っちゃった。


あ「おはようございます!」

明「おはよ〜!、、なんか嬉しそうだねぇ。」

会って3秒、すぐにバレてしまった。

私ってそんなに顔に出やすい?

あ「今日も仕事終わってから、いいですか?」

明「もちろんもちろん!!うわぁ、早く聞きたい〜!!」

すごい期待しちゃってる、、(笑)

でも明里さんにはすごくお世話になったし、今日は奢らせてもらおうかな。














あ「こんにちは〜。」

私が今担当してるカップル。

この2人は前担当してた方とはちょっと違うタイプだけど、やっぱり幸せオーラが溢れてる。

彼女さんがすごく明るくてずっと話してて、

彼氏さんは照りたり、嫌がったりしながらも、優しい目で彼女さんを見てる。




だけど今日は、、なんか、暗い?

「こんにちは、、」

2人とも目を合わせようとせず、席に着いても彼氏さんはずっと俯いている。

何回か来てもらって、彼氏さんが無口なのは知ってたけど、、


あ「、、少しお話いいですか?ドレスについて、一度2人でお話があって。」

適当な理由をつけて彼女さんを別室へ。





あ「すみません、あの、何かありましたか?」


他人が口を挟む事じゃないかもしれないけど、、


「ごめんなさい、雰囲気悪かったですよね?、、昨日喧嘩をしてしまって、、」

あ「そうだったんですね。理由、お聞きしてもいいですか?」

「私が悪いんです、、マリッジブルーみたいな、、」

マリッジブルーか、、女性が陥りやすいとは聞いたことあるけれど、、

何て言ってあげればいいんだろう、、

「式の準備の話をしてて、何を提案しても、いいんじゃない、それでいいじゃん、としか言ってくれなくて、、楽しみにしてるのは私だけなのかなって思うと、

ほんとにこの人で良かったのかな、とまで考えちゃって、、」

あの彼氏さんが適当に答えてる姿が容易に想像できる。

「ごめんなさい、直前でこんな感じになって、、」

あ「いえ!私は全然大丈夫ですよ。だけど、一生に一度の式ですし、お2人で楽しく決めて頂きたいんです。」

あ「もう一度、話し合ってみるのはどうですか?」

何の経験もない私がこんなこと、、

この仕事を選んだくせに、“結婚”の重みを全然理解できてなかったのかも。



私もいつか、分かる時がくるのかな。

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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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