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甘くてかわいい ページ14

Aside

敬語をやめて、名前で呼べと?!

いろいろとぶっ飛びすぎて無理無理無理!!

2「、、その、同級生とは普通に話してただろ?名前も、呼んでたし。」

あ「あ、あれは同級生だから、、」

2「俺、彼氏なんだけど?」

少し恥ずかしそうに、でも少しむすっとした表情の彼にかわいいと言ってしまいそうになる。

これって、やきもち、、?

あ「わ、わかりました。敬語は、徐々に変えていきます。だけど、、、名前はっ/ / /」

自分の口から“高嗣”って言葉が出るのを想像しただけで恥ずかしい。

二階堂くんを好きになってからも、一度も名前で呼んだことはなかったから。

2「A。」

あ「〜〜っ/ / /」

ずるい、何その声、、、

低くて、甘くて、耳がゾワっとして、、

おまけに、下を向いてる私の顔を寂しそうな表情で覗き込んできて、

そんなのもう、、

あ「、、高、嗣」

呼んじゃうに決まってる、、





無反応の彼に焦って顔を上げようとしたけど、それより先に彼の胸に頭を押さえつけられてしまった。

2「、、やば/ / /」

2「たぶん今俺の顔、やばい。」

あ「見たい、です。」

2「絶対やだ。」

あ「、、かわいい。」

2「は?」

彼の手が緩んだすきに、無理矢理顔を上げる。

あ「やだって言いかた、かわいかったです!」

2「男にかわいいってなに、、」

あ「褒めてますよ?」

2「全然嬉しくない。てか、敬語。」

あ「あ、はい、あ、うん?」

2「ん。ちゃんと慣れて。」

あ「が、頑張る、、」

今更直すのは難しいけど、彼が嬉しそうに笑うから、ちょっと頑張ってみようかな。






2「じゃあ、帰るわ。」

あ「え、あ、うん。」

2「はぁ、、あの同級生にそんな顔絶対するなよ。」

あ「え、そんなって、、」

2「寂しそうな顔。あいつには見せんな。」

うそ、、そんなに顔に出てた?

めっちゃあざといやつじゃん、、

あ「見せないですよ、拓真になんか、、」

なんかちょっと焦っちゃって、拓真になんかって言ったけど、拓真は何も悪くないや(笑)

2「ん。じゃあな。」


ガチャ




あ「はぁ、、」

彼が出て行ってしばらくは玄関の前から動けなかった。

でも、また付き合えたんだよね?

急展開すぎてついていけない、、

それに、今日の二階堂く...じゃなくて、高嗣はいろいろとやばかった。

見たことない顔がいっぱい見れて、すっごくドキドキした、、

もう会いたいな、、

楽しさのワケ→←嫉妬、嫉妬、嫉妬



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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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