嫉妬、嫉妬、嫉妬 ページ13
2 side
ずっと話が尽きなくて、半年間のお互いのことをいろいろと教え合った。
あ「あの、明日仕事大丈夫ですか?もう23時ですけど、、」
自分で言っといて何でそんな寂しそうなの。
2「俺は大丈夫、というか、もう少し一緒にいたい。Aは?もう寝る?」
あ「ね、寝ません!絶対寝ません!!」
すぐに顔が真っ赤になるところ、変わってない。
でも、こんなに表情コロコロ変わってたっけ、、
もしかしたら、半年前もこうだったのかもな。
Aが何考えてんのか分からないとか言って、俺が分かろうとしてなかっただけじゃん。
あ「あ、電話。」
突然鳴り出した携帯に2人ともビクつく。
中村、拓真?男?もしかして、、
あ「ちょっとすみません!」
表示が見えて、勝手に焦る俺をよそに、もう話し始めてるA。
あ「もしもし拓真?何?」
あ「え、、ちょっと、待って。」
2「?」
え、何。
何で一瞬俺のことみたんだよ。
心臓がバクバク言ってる。
あ「予定みてまた連絡する!ごめんもう寝るから!おやすみ!!」
あ「あの、、」
2「なに。」
やば、今のすげえ声低い。
今日だけでもう何回嫉妬した?
あ「これは決して自惚れとかではなく、、やっぱり人それぞれ性格が違う訳ですから、色々な意見があると.....
2「だから、なに?」
前振りが長いAの声を遮る。
あ「、、この前の人とまた出掛けるって言ったらダメですよね!?」
2「、、ダメだと思う?」
あ「あ、いや、別にダメって言ってほしい訳じゃなくて!その、私だったら、嫌だから、、」
、、負けた。
ほんともう、ずるいわ。
イライラなんて一瞬でどっか行ってしまうくらいの影響力。
2「うん、俺も嫌。まずさ、あの人誰?」
あ「高校の同級生です。同窓会で会ってから、連絡を少しとって、る、、くらいです。」
少しじゃないな絶対。
俺ほんとに危なかったんだ、、
もう少し遅ければ絶対Aはそいつのとこに行ってる。
2「そっか。関わるなとは言わないけど、2人で出掛けられるのは嫌かも。」
あ「はい!出掛けません!」
2「、、なに笑ってんの。」
あ「あ、つい(笑)」
真剣に言ってんだけど、、
2「あとさ、、お願いがある。」
あ「何でも言ってください!」
2「敬語やめて、それと、、、俺も名前で呼んでほしいんだけど、、」
あ「え、え!?」
自分でも嫌になる嫉妬の嵐に、言ってすぐ逃げ出したくなった。
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時