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思い出す ページ2

2 side

Ki「疲れた〜!!!」

M「大丈夫?北ミツもおっさんだもんね。」

Ki「3つしか変わんねぇだろ!」

M「まぁね。でも一応、弟組なんでっ!!」

てへって舌出してる宮田がキモい。





毎年恒例の年明けの仕事たちがたった今終わり、7人とも楽屋で放心状態。

2「千賀、何見てんの?」

s「彼女から連絡きてて。」

2「あー。」

s「会えなくて寂しくしてんのかなって思ったのに、職場の後輩の子と飲んでたわ(笑)」

2「うわ、千賀捨てられたな(笑)」

s「やめろ(笑)その子女の子だから、いいの!」

2「なーんだ。」

s「でもちゃんと2人の時は、寂しかった、とか言ってくれんの。かわいいよね。」

2「知らねえよ!(笑)」

年明けそうそう惚気とかきっつ。

でも、千賀の彼女が甘えてるのとか全然想像できないんだけど。

たしか千賀と同い年で綺麗な子。

でもしっかりしてそうだし、サバサバ系ってイメージ。

あいつは、どうだったっけ、、

寂しいとか、聞いたことないな。

見た目は幼いけど、案外冷めてんのかな。

、、分かんねえ。

1年近く一緒にいて分からないことが、離れて分かるわけないか。

s「ニカ?」

2「、、ん?」

s「どした?」

2「何が?」

s「いや、すげえ深刻な顔してるから。」

2「あ、いや、、別に。」

完全に無意識だったわ。

s「Aちゃんのこと?」

2「え!?」

s「はは、分かりやす(笑)」

2「別に、違う。」

s「最近、よくそういう顔してるよ。悩んでるような、辛そうな。」

、、?

俺今悩みなんてないし、辛いこともないんだけど。

s「たぶんそういうとき、だいたいAちゃんのこと考えてんじゃない?」

2「、、分かんね。」

s「ニカ、この後空いてる?飲み行かない?」

2「え、あぁ、いいよ。」

たぶん楽屋だとメンバーに聞こえるかもしれないからっていう千賀の気遣いだって分かったから、

いつもは帰って速攻寝るんだけど、 断れなかった。







さすがに元旦の朝だから、人も多くて結局千賀の家に行く。

s「別れたって聞いたときはさ、すごいあっさりしてたし、なんかやっぱりそんなに気持ちなかったのかなって思ったんだよ。」

2「うん。」

s「正直、俺と宏光が乗せすぎたかなって。」

2「うん。」

s「でも、ニカ、明らかに変わったから。みんなにも言われたでしょ?」

なぜか千賀が寂しそうな顔をして話すから、俺は返事をすることしかできない。

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設定タグ:キスマイ , 二階堂高嗣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちーず | 作成日時:2018年3月6日 13時

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