ファンレター Ren.N

ステップ2 R ページ15

あーっ！！

言っちゃったわ…

気づいてもらえるまで待ってようって思ったのに。


ファンレターちゃん、めっちゃ驚いた顔してる。

当たり前か。笑

いきなりこんなこと言われたら誰だって驚くよな。


「えっと、ほ、本当に廉くんなんですか…？」

廉「そうやで。」


俺は、変装でつけてたキャップとメガネをとった。


「ほ、本物…っ！！」

廉「本物やで？驚いた？？」

「驚くも何も…。えっ！えーーー！！し、信じられない…。」


ファンレターちゃん、驚きすぎ。

リアクション芸人ばりにええリアクションやわ。笑


紫「めっちゃ、驚いてるね！笑」

「当たり前じゃないですか！だって、廉くんですよ？廉くんが目の前に… // 」


ファンレターちゃん、顔赤くなりすぎやって。笑

ゆでだこになりそうなくらいやわ。

でも、そんなファンレターちゃんもかわええな。


廉「名前ってAちゃんであってる？」

「あ、あってますっ！！なんで知ってるんですか？」

廉「これ見たからやで。」


Aちゃんから貰ったファンレターを見せた。

「あーっ！！この前私が書いたファンレターじゃないですか！読んだんですか！！」

廉「当たり前やん！」

「恥ずかしすぎて、穴に入りたい…っ // 」

ステップ2→←ステップ2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す