私のはじめては全部、キミ。

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標「うん」



その返事を皮切りに、
私たちは無言になってしまった


き、気まづい……





・




・







・「標、お前の番だ」






ドアが開くと、今度はお姉さんじゃなくて
スーツの男の人が来た







標「クリアしたんですね、ゼロは」





「うそ、」









ゼロさん、すごい、、、








標「Aは出る？」


「んーん、ここで待ってる」









標が飛ぶところなんて、
きっと見てられないから









「……頑張ってね」








こんなこと言わなくていいのはわかってるけど、









標「うん」









袋をかぶされ、
再び男の人へ連れてかれる標に対してじゃなくて、自分の心を落ち着かせるために。









1人になった私は
泣きそうなのを我慢して、

標の無事を祈ることしか出来なかった









・





・







数分ぐらいだったあとかな、

急にドアが開いて









スナオ「ちょ、！」


「え、」









なんで、入ってくる？？










ゼロ「やめてください！」





チカラ「おお！！」






「きゃ、」








こちらに向かってきそうだった、この小柄の人は
ギリギリに避けてくれてなんとか助かった






突然、なに？







さっきの人じゃない、スーツの男の人は
自分のジャケットをピシッとさせると






・「ゲームが終わるまで、ここで大人しくしてろ」






と、ドアをバンッ！と閉めた








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